2018.08.23
宿題につっくけて練習の習慣ができました
こんにちは。
ピアノが上手になるには、お家での練習が欠かせません。
新しい「ピアノの練習をする」という習慣を作ることがとても大切になってきます。
小学校2年生の生徒さん。
始めてから2ヶ月になります。
最初のうち、「練習するのを忘れちゃった…。」と言っていました。
様子をみていたのですが、何回か続いたので、「今ある習慣にくっつける」ということを考えてもらいました。
ちょうど夏休みに入ったタイミングの頃です。
「今、毎日やっていることは何?」
「夏休みの宿題。」
「じゃあ、夏休みの宿題の前か後に、ピアノを弾く時間が取れるかな?」
「大丈夫。できる。」
「宿題の前にやる?後にやる?」
「宿題の後にやる。」
ということで、「夏休みの宿題の後に、ピアノを弾く」という約束をしました。
翌週「練習できた。(楽譜を)見なくても弾ける!」ということで聞かせてもらうととても上手になっていました。
その次がお盆休みをはさんでの先日のレッスンです。
間が2週間あったので、宿題も2曲でしたが、レッスンノートを見ると練習ができるようになったこと、早い段階で1曲目が上手に弾けるようになってきたことが書いてありました。
「すらすら弾けるよ!」ということで、聞かせてもらうと、今回もとても上手に弾けるようになっていました。
本人もとてもうれしそうです。
練習→上手に弾けるようになった→また練習しようという意欲が持てる
この状態になることができれば、どんどん上手になっていきます。
「今度は宿題の前に弾くことにする。」
「練習すると、どんどん上手になるよ。」
ということで、クリスマス会で弾く曲の候補も考えていたのですが、決定はもう少し先に延ばすことにしました。
この調子で上手になっていくと、少しの違いで選ぶ曲の範囲がとても広がってきます。
今回はお母さまとの連弾で2曲演奏することにして、楽譜を見ながら弾くことになっていますので、暗譜の分、ぎりぎりまで様子を見ることができそうです。
にこにこしながら帰っていきました。
新しい習慣を作るには、今ある習慣にくっつけていく、これはとても有効です。
ピアノの練習を今あるどんな習慣にくっつけていけばよいか?
もし、思うように練習出来ないようでしたら、ちょっと考えてみて下さい。