2018.07.02
ピアノの仲間との一時
こんにちは。
昨日は、大切なピアノ仲間とのオフ会(勉強会)。
ずっと主催してくださる方がいて、気付くと20回になっていました。
一人20分の持ち時間があります。
過去には、ほとんど全員がモーツァルトを弾いた回もありましたが、昨日はそれほどでもなく、いろいろでした。
ショパン・モーツァルト・ラフマニノフ・シューベルト…。ピアソラもありました。
私も、ヘンデルのシャコンヌとフォーレのノクター2番を弾きました。
こうやってみてみると、バロックから20世紀まで幅広い作曲家の曲が並んでいますね。
演奏のほうはというと、シャコンヌは、だいぶ形になってきていましたが、フォーレは人前で弾く状態としてはまだ練習不足。
仲間内なので、それは良しと言うことであえての挑戦。
人がたくさんいる中で弾くと、響きが変わってきます。
シャコンヌはそれを意識しつつ、きちんと聞く余裕がありました。
フォーレは、前回のレッスンで指導していただいた、親指の使い方がまだ不十分。
速い部分では特に指だけで弾いてしまいます。
これは、ゆっくりした練習をくり返すしかないのですが、今回は「止まらずに最後まで弾く」ほうに時間をかけていたので、ある意味、仕方がありません。
ただ、その分、当然のことながら、響きが思うように上がりませんでした。
これは、この後、また音を聞きながらくり返しくり返し練習していくつもりです。
いろいろ聞いていると、モーツァルトも良いな、と改めて思いました。
あのシンプルな中にある美しさは、格別です。
あと、シューベルトのAdagioホ長調d.612。
私は今まで知らなかったのですが、これも本当に美しい曲です。
シューベルトの曲も美しいたくさんあって、また弾きたいですね。
帰り際、駅まで何人かと話しながら歩きました。
ラフマニノフを弾いた方が、「ショパンの音ではなくて、もっと深い音といわれたんだけど、難しい。」と話していました。
確かに、ラフマニノフは深めの音。
でも、深くを狙いすぎると響きが上がらなくなってしまうので、そこが難しいところです。
「ここは支えて、指先は『ちくわ』といわれたんだけどね。」と笑っていました。
確かに、私も「ちくわ」は言われたことがあります。
指先の力を抜くイメージです。
途中の休憩では、持ち寄ったお菓子も楽しみつつ、とても充実した良い時間を過ごすことができ、幸せな日曜の午後でした。