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ピアノでいろいろな曲が弾けるようになってうれしい

ここのところで、年度末の面談をしています。生徒さんと、保護者の方と私で、この1年のふり返りをしていきます。この1年のピアノレッスンで、できるようになったこと、頑張ったことを一緒に確認するのです。

ピアノを習っていてうれしかったこと

昨日も3人の生徒さんと、保護者を交えてお話しました。ふり返りの項目の中に、ピアノを習っていて、うれしかったことは?というのがあります。

昨日、お話した生徒さんが、3人ともほぼ同じ答えだったので、ちょっとびっくりしました。

小学校3年生の生徒さんは「いろいろな曲に出会えたこと」。1年生の生徒さんは2人とも「いろいろな曲がひけるようになったこと」。

確かに、教本の目次を見ただけでも、たくさんの曲が並んでいて、こんなにいろいろ弾いてきたのだな、ということが分かります。

「どんな曲を覚えている?」と聞くと、クリスマス会の曲を挙げる生徒さんもいますし、仕上げるのに苦心した曲を挙げる生徒さんもいます。

そうやって自分の中で、こんな曲を弾いてきたのだな、という思いから、「いろいろな曲が弾けるようになったこと」という言葉が出てきたのでしょう。

練習の習慣もついています

練習について、保護者の方にうかがうと、「ちょっとした時間を見つけて弾いています」「自分の中で、毎日やること、と決めているようです」ということで、言われなくても練習する習慣がついている様子が分かり、ほっとしました。

小学校低学年でも、学童保育に通っているお子さんの場合、家にいる時間が短いので、練習時間を確保するのが難しい場合があるのです。

「晩ご飯が早いので、ご飯を食べて、食器を片付けたあとで、弾くことにしています。」と具体的に答えてくれた生徒さんもいました。

毎日の中で、少しずつ積み重ねていくことの意味を、それぞれの年齢に応じて、生徒さん本人が実感できているようで、嬉しく思いました。

できたこと、頑張ったことに目を向けていく

このふり返りでは、基本的に「できたこと」「頑張ったこと」に目を向けていきます。

そうすることによって、自分で自分の良さを見つけていければ、と考えているからです。

年齢ごとに課題は変わっていきますし、ピアノの段階ごとに、それぞれの課題も変わっていきます。だからこそ、節目には前の段階ができたことを自分で確認して、次に進むエネルギーにしてほしいと思っています。

また来年度もたくさんの曲を弾こうね、と面談を終えました。