2018.03.16
レッスンノートと1年のふり返り
こんにちは。
昨日から、子どもさんの生徒さんを対象に保護者面談を始めました。
目的は、1年間(といっても教室開設が9月なのでそれ以降ですが)の進歩を、生徒さん本人、保護者の方、私の3人でふり返り、次の1年の見通しを持つ、ということにあります。
通常のレッスンを少し早めに切り替えて、3人でお話しました。
とてもしっかりしている小学生のお子さんです。
自分のこともよくわかっていて、できるようになったこと、弾けてうれしいと思った曲、などを話してくれました。
学校の音楽の時間でも、音符が読めるようになって先生が言う前に階名が書けるようになったそうです。
次の1年も、もっといろいろな曲が弾けるようになりたい、とのこと。
お母さまからも、お家での練習の様子(毎日、必ず練習しているそうです)、お母さまから見た良い点、課題などを伺いました。
このお子さんは、レッスンノートをきちんとつけています。
やはり、レッスンノートに記録をつけることで、生徒さん自身が自分の状況をつかむことができます。
「何となく感じていた」ことを「言葉に表す」ことで、よりはっきりと意識することができるからです。
レッスン時に1週間単位で私といっしょにふり返ることと、今回のように、もう少し長い期間をふり返り、言葉にすること。
この両方を行うことで、これからの自分をイメージすることができるようになっていきます。
次のイメージが持てると、「やろう」という気持ちも高まってきます。
1年のまとめページを書くことや、来年度に向けての抱負についてもお話しし、面談を終えました。
ピアノの場合には、上達するためには、日々のお家での練習が欠かせません。
レッスンノートを通して、これからも、日々の練習についてふり返りつつ、4月の進級という節目から、また新たなステップを踏み出してほしいと願っています。