2018.09.23
自分から練習する
こんにちは。
クリスマス会に向けての練習に入って、生徒さん達がそれぞれ自覚を持って頑張っています!
昨日の幼稚園年長さんのレッスン。
今週は、お母さまが「忙しくて、あまり見てあげられませんでした。その分、自分で練習していたようです。」とのこと。
自分から練習していたなんて、すばらしいこと!
聞かせてもらいました。
「ピアノランド・コンサート」の中の「ロマンティックなワルツ」です。
やさしい感じのする美しい曲です。
本番では、これをお母さまと連弾するのです。
この曲も、生徒さん本人が「これをやる!」と選びました。
ですから、練習にも熱心です。
最後まで、しっかり弾けていました。
前回のレッスンの時は、四分休符のお休みが取れていなかったので、そこを練習したのですが、今回は気をつけて弾いていました。
今回は、強弱をつけていく、ということ。
一生懸命、頑張って弾いているので、全部がf(フォルテ)になってしまっているのです。
「弱く弾く練習をしようね。」ということで、弱く弾く練習をしました。
まず、力を抜くところから。
手をぶらぶらさせて、そっと置いて、そのまま指を下げます。
まだ少し音が大きい気がします。
もう一度。
今度は良い音が出ました。
響きも出てきました。
強い音、弱い音。
弾き分けていきます。
今度は一段全体で、強く弾いたり、弱く弾いたり。
ずいぶん変わってきました。
お母さまに「音が、変わってきましたよね。」とお話しすると、
「自分ひとりで、ここまで練習しているとは思わなかったので、びっくりしました。」
とのことでした。
本当に、お子さんが「自分でやろう」と決めたとき、大きく成長します。
上達します。
気持ちが変わってくるのですね。
これから、伴奏と合わせていくと、和音が加わるのでさらに表情をつけていきやすくなります。
「私と連弾するのを楽しみにしているようなんです。」とお母さま。
それもまた、モチベーションになっています。
これから、どんな仕上がりになっていくのか、楽しみです。