2018.09.06
モーツァルトに戻る
こんにちは。
発表会が終わって、またモーツァルトに戻っています。
前回受けたレッスンの時の「軸」について、もう一度考えながら練習しています。
発表会の時に、大学時代の先輩とお話ししました。
その先輩も、同じ門下で学んでいるのですが、奏法について話しているときに、そこでも気付いたことがあったのです。
さかのぼって考えてみると、確かに先生から今までに言われたことの中にも、今回の「発見」につながる指摘はありました。
それをまた意識し直して練習することにしています。
4ヶ月ぶりのモーツァルト。
軽やかで、本当に美しいですね。
私にとっては、なじんできた感覚です。
譜読みがしやすいのと、オクターブの複雑な音型がないのがありがたいです(笑)
その分、自分がどう弾いているのかに意識を向けやすいです。
軸を意識しながら。
身体の使い方を意識しながら。
どう弾くと、どう響きが変化するのかを感じながら。
今回の先生の「発見」を意識していくと、より音が柔らかくまざりあっていきます。
同時に、小指側の音色も今までよりも柔らかく、そして響くようになっていきます。
また、軸を意識していくことで、より軽やかに動けるようにもなっていきます。
モーツァルトの美しさ。
明るさの中に、ふと影が落ちることがある。
でも、また何事もなかったかのように、もとの明るさに戻る。
ある意味、人生の断片を切り取って見せてくれているようにも思えます。
しばらくはまた、モーツァルトの美しさを感じながら、響きの一つ一つを味わっていきましょう。