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本番を意識して練習する

こんにちは。たうらピアノ教室の田浦雅子です。

昨日のレッスンでは、5年生の生徒さん2人の動画を撮りました。

前の週に、「来週は動画を撮ろうね。」と予告しての一週間。

一人の生徒さんは、トロイメライ。先週も一度撮ったのですが、今週再チャレンジです。

一度聴かせてもらって、少しテンポを修正し、もう一度練習。その後本番。

奏法を変えて1ヶ月。音は着実に変わってきていて、良い仕上がりになりました。

もうお一人の生徒さんは、11月末から始めて、1ヶ月です。「おとなのためのピアノ教本」に載っているジングルベルの連弾を、撮りました。

この生徒さんも、お家でしっかり練習してきたのでしょう、上手に弾ききりました。

動画は、保護者の方に送って、見ていただけるようにしました。

 

まだ、発表会の予定がないので、「動画の撮影」を本番のつもりで仕上げてもらおうと考えています。

人前で弾くということを意識すると、練習そのものが変わってくるからです。

私自身も、先日も行われましたが、オフ会には極力参加し、その都度自分の課題を見つけることができています。

ピアノの演奏では「伝える」ということがとても大切だと思います。自分で楽しむだけではなく、自分がこう感じたということを伝えていく。伝えられる演奏に仕上げていく。

本番を意識することで、伝えるための課題意識をしっかり持つことができ、練習のゴールを上げていくことができます。

さらに、緊張感とのつきあい方があります。人前で弾く時は、誰でも緊張します。緊張感をコントロールして、うまくつきあい、自分自身の演奏を良い方向に持っていけるようにする経験。

これは、ピアノ演奏以外の他の場面(お子さんなら入学試験や面接など)でも必ず生きてきます。

 

頑張った5年生の生徒さんたち。新年からのレッスンがまた楽しみです。