2018.06.16
拍子を数えながら弾こう
こんにちは。
サウンドオブミュージックの中の「わたしのお気に入り」を練習中の生徒さん。
4分の3拍子。
4分音符が中心で曲が進む中で、時々2分音符や付点4分音符が入っていきます。
1回目に聞いたとき、その2分音符や付点4分音符が短い、と感じました。
特に2分音符が1拍分より少し長いけれど、1拍半はない、という微妙な長さ。
「弾きにくいと思うところはどこ?」と聞くと、
「この長さをどれだけ伸ばしたらいいか、迷います。」と付点2分音符と小節をまたいだ2分音符のタイのところを指しました。
「他のところも、長さが違っているところがあったよ。」と話し、
「4分の3拍子だから、123と自分で声に出しながら、弾いてみようね。」
ということで、ゆっくり123と自分で声に出して拍子を数えながら、弾くことにしました。
まず最初の8小節。
数えながら弾くと、自分の2分音符が短いことがすぐわかりました。
2回目に少し速度を上げながらやはり数えながら弾くと、今度はスムーズに、そして2分音符を正確に弾くことができました。
続きも全部123と数えながら弾いていきます。
さっき「どれくらい伸ばしたらよいか迷う」と言っていた部分も正確に弾けました。
すぐに対応できるのがすばらしい。
音は読めていましたし、これでリズムも分かったので、最後に連弾をしました。
今度は大丈夫。
しっかり合わせて弾くことができました。
頭では「2分音符は2拍」「付点2分音符は3拍」と分かっていても、曲の中でどうなっているのかは、つかみにくい場合があるのかもしれません。
「私も最初に弾く時、数えながら練習するよ。」という話とともに、
「特に初めのうちは、数えて弾くようにしましょう。」という確認をしました。
1曲仕上がり、また次の曲。
今度はどんなふうに仕上がるのか、楽しみです。