両手での演奏にチャレンジする大人の生徒さん
こんにちは。
60代女性の生徒さん、今度のクリスマス会にも参加する予定です。
10月から始め、お忙しい時期には2ヶ月近くお休みもあったので、今回のクリスマス会では連弾が良いかな、と思っていました。
昨日、いらっしゃると、「クリスマス会にこれが弾いてみたいんですけど…」ということで、ベートーヴェンのピアノソナタ第8番「悲愴」第2楽章を、ハ長調に編曲した楽譜をお持ちになりました。
お子さん達は、皆さんピアノを習っていたそうで、お母さまであるその方も「いつかは私も弾きたい。」と思って始めたレッスン。
夏休みにお子さん達とお話もしたらしく、「1(2)」と指遣いがかいてあるところは、「どちらでも良いんだよ、と息子が言っていました。」とのこと。
今までとは違う、左右別々の動きにチャレンジすることになりますが、「脳トレだと思ってやってみます。」とのことです。
まずは右手から。
お家ですでに練習を始めたので、譜読みはスムーズでした。
ただ、次の音を弾く兼ね合いで、同じ音でも、音型によって指遣いが変わってきます。
その辺りが、なかなか難しく感じていらっしゃるようでした。
とにかく最初はゆっくりゆっくり。
楽譜を見て、音と指遣いを確認して鍵盤で弾く、その一連の流れができる速さで何回も練習すること。
2分音符などの長い音の間に、次の音の鍵盤の位置に指を載せておくこと。
これを意識して何回か練習している間に、右手がずいぶん弾けるようになってきました。
片手ずつ、スムーズになるまで練習する。
それができてから、両手にしましょう、ということで、次回までに練習を重ねてくることになりました。
自分がやりたいと思ったタイミングが、自分にとってベストな時。
大人の方のチャレンジも続きます。