「新発見」を身につける
こんにちは。
昨日は発表会前、最後のレッスンでした。
実は、2週間ほど前、前回のレッスン直後に、先生の「新発見」がありました。
「次のレッスンではそのお話を伺える」と思って楽しみにしていました。
ただ、残念ながら、今日1日で調整するには厳しい。
親指や手首の使い方が今までと違ってくるので、響きが伸びなくなり、それが気になってしまいます。
特に、私にとっては難しいと感じていた親指のコントロールが、ようやく身についてきたところです。
今日1日やってみて、「できる範囲で」ということになりそうです。
手の使い方が頭から離れない状態での演奏にはしたくありません。
残念ですが、発表会後の課題として、取り組むことにしました。
先生ご自身は、今までもそのように弾いていたのだそうです。
ただ、手の使い方は無意識で行っているもの。
さらに、指や手首などの細かい部分は、近くで見ていても分からないことがたくさんあります。
それを先生が意識化できると「発見」となるわけです。
今回も、ホロヴィッツやソコロフ、ニコラーエワの動画から、先生ご自身の手の使い方に意識が向いたようです。
この「発見」が身につくと、より混ざり合った響き。
響きにより色合いが出てきます。
新たな「発見」に、刺激をいただいて、さらに美しい響きを目指していきます。
終わりのない旅のようなものですね。
今日よりは明日、より美しい響きで弾けるように、毎日一歩ずつ前に進んでいきます。