2018.03.24
保護者面談、続いています
こんにちは。
3週間ほど前に買った桜の枝。
花瓶にさして、最初は玄関に飾っていたのですが、お花を入れ替えたのでキッチンの出窓に移動。
ふと気付くとつぼみがふくらんでいて、ついに昨日、一輪花が開きました。
学年末の保護者面談、続いています。
目的は、年度替わりの節目に、できたこと、成長したことをみんなでふり返ること。
日本人は「謙虚であること」を重んじるので、ついつい「まだできていないこと」ばかり見てしまいがちです。
でも、「できたこと」「成長したこと」を意識すると、「次はこれをやってみよう」という心のエネルギーが出てきます。
昨日も面談をおこないました。
保育園の年長さん。自分で「お勉強をがんばった。」
おんがくドリルの宿題は、毎回、きちんとやってきました。
お母さまに伺うと、ほとんど声かけすることなく、自分でドリルを持ってきてやっていたとのこと。
この「宿題を自分からする習慣がついた」というのは次に小学校へ上がって家庭学習をしていく時にも役立ちます。
とても大きな成長ですね。
5年生の、とても上手に弾ける生徒さん。
昨日のレッスンでも、腕の使い方を気をつけるように言ったところ、音の伸びが変わってきました。
とても理解力のあるお子さんです。
本人からは「譜読みが早くなった」「ペダルの使い方が上手になった」
本当にその通りです。
学校の伴奏者オーディションにも積極的に参加し、短期間のうちに自力で譜読みをする、という経験を通して、とても譜読みが早くなりました。
私からも
「細かいニュアンスをつけて表現していこう、ということが伝わってくる演奏になってきました」
ということをお伝えしました。
今はショパンのノクターンを練習していますが、とても大人びた演奏になってきています。
それぞれの生徒さんによって、今の状況は違います。
でも、それぞれの生徒さんが「できたこと」「成長したこと」をしっかり意識できるようにする。
生徒さん自身が次に向けて「今度はこんなことをやってみたい」と考えていく。
そしてそれを実行していく。
そのサイクルをしっかりと作っていこうと思っています。