2018.06.04
完成形をイメージする
こんにちは。
ピアノは、お家で練習してくることを前提にレッスンをしています。
ある程度それが習慣になっていけば、必ず上達していきます。
練習についての一つのポイントは、いつやるか?
これは、1日の生活時間の中で「ここはピアノの時間」と決めていくことが大切です。
まず、「ピアノの練習は毎日する」と決めます。
そのためにどうしていくか、という考え方をしていきます。
「時間があったら…」と考えると、時間は意外になくなってしまうものなのですよね。
学校から帰って遊びに行く前に、練習する。
おやつを食べた後練習する。
お夕飯の前に練習する。
習慣を確実に作っていくためには、今既にある習慣(例えば遊びに行く、おやつ、お夕飯)の前後に入れると良いです。
もう一つのポイントはどうやるか?
これはさらにいろいろな要素があります。
その中に、完成形のイメージを持つ、ということがあります。
レッスンのときには、練習が自分でできるように、右手と左手の譜読みは生徒さんと一緒にしています。
うれしいことに、階名を読んで片手ずつ鍵盤を弾くことは、多くの生徒さんが出来るようになっています。
ただ、いきなり両手を合わせるのは、その段階では難しい場合が多いです。
そこで完成形のイメージをつかんでもらうために生徒さんが右手・私が左手を弾いて合わせてみます。
交替して生徒さんが左手・私が右手。
私が弾いてみせて、イメージをつかんでもらうこともあります。
レッスン中にその完成形がつかめると、それに近づけるように練習することができます。
毎日少しずつでも練習をしていく。
ぜひその時間を作って、上達する・進歩することのうれしさを味わってもらいたいと思っています。