2018.07.19
ピアノを弾く時の身体の使い方を考える
こんにちは。
昨日は、御茶ノ水にレッスンに行ってきました。
いつもと違う日に行ったのは、アシスタントの先生がいらっしゃる日を選んで、弾く時の身体の使い方をメインに見てもらうためです。
お若いのですが、とても観察眼が鋭く、以前に先生の指の使い方について「指先ではなくて、第2関節で鍵盤にふれるイメージで弾いている」ことを見抜いた方。
今の私が課題としている、「身体の使い方」全体を見ていただくにはぴったりです。
いろいろ教えていただくことができて、とても実りある時間でした。
まず、座り方から。
おしりを椅子に置くのではなくて、股関節を意識して座る。
以前、先生のブログでも取り上げられていましたが、ホロヴィッツも「立っているように座っている」のだそうです。
今までより、もっと足で支えられるようになります。
ここは一番の大元なので、身につくまでしっかりやっていく必要があります。
同時にお腹での支えについて、「軸を安定させる」
お腹の使い方も、今までの理解が少し違っていたようです。
この2つがセットでしっかりできることによって、腕の重みをすべて鍵盤にのせることが出来るようになっていきます。
その上で、現状の弾き方では音型によって、肩で支えてしまう部分があること。
手の細かい使い方についても、私が弾きにくいと感じている部分を取り上げて見ていただきました。
いろいろなピアニストの動画を見ることで、自分の中のイメージは書き換えられつつあったのですが、それができているかどうかは、見てフィードバックしていただく方がいることでとらえられる部分があります。
これがレッスンを受けている最大のメリットです。
自分の理想とする響きを目指して、やれることを一つずつやっていく。
また、そんなことを思いながら帰ってきました。