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2018.01.04

ピアノを置く環境

こんにちは。

今日は仕事始めですね。

ここのところ、晴天が続き、空気が乾燥しているので、除湿機も止まっていることが多いです。たまに加湿器が動いていたりします。

今のレッスン室、ピアノのある部屋に除湿機を置くようになって3年になります。

実は、それまであまりピアノを置く環境について気にかけていなかったのですが、3年前は夏の終わりに調律していただきました。それから1ヶ月たち、台風が来たり、秋の長雨があったりと湿度の高い日が続きました。

すると、何だか雑音が混ざる気がするのです。金属的な音というか、何か違う音が聞こえてきます。日によっても違いますし、最初は大丈夫と思って弾き始めても1時間くらいたつと聞こえてくるというように、1日の中でも聞こえるタイミングは違ってきます。

とうとう調律師さんにもう一度来ていただきました。フェルトが弦をたたく部分は本当にまっすぐの状態ではないので、そういう雑音が混ざる場合があるとのこと。ただ、それを完全になくすことはできないし、なくそうとするとまた別の不具合が出てしまうとのことで、丁寧に調整し直していただきました。

ただ、調律師さんとの日程を合わせ、待っている間にピアノの置いてある環境について、もう一度意識してみました。まず温湿度計を買って、ピアノの横に置いてみました。

驚いたことに湿度が70%を超えることがたびたびあります。場合によると80%とか。驚いてあわてて除湿機を買って、部屋の隅に置くようにしました。

これは湿度50%に設定し、それを超えると自動で動いてくれます。実際に使ってみると、キッチンでお湯を沸かすだけで、すぐ運転し始める状態でした。

おかげで、それ以来はトラブルはなくなりましたが、ピアノを置く環境にはもっと気を遣うべきだったと反省しました。

リビングにピアノを置いているご家庭も多いかと思います。一度温度湿度を測ってみてはいかがでしょうか。