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できるだけ小さく分解する

こんにちは。

練習していく上で、難しい部分はできるだけ分解して考えていく、ということは大切です。

 

例えば、音符を読む時。

「ド」はわかりやすい。

形も音符のなかに線が入っていて、特別です。

「ド」と「レ」だけだと大丈夫。

でも、「ミ」「ファ」「ソ」が出てくると…。

「ミ」と「ソ」の区別はむずかしい。

「レ」と「ファ」の区別もむずかしい。

そんな状態になりやすいですね。

 

小学校1年生の生徒さん。

昨日は、ミとソの音符を読む練習をたくさんしました。

下から線を数えて、一番下の線の上にあるのが「ミ」。

2番目の線の上にあるのが「ソ」。

何回もやって、だいぶ分かるようになってきました。

 

小学校6年生の生徒さん。

タイのあるリズムパターンにだいぶ慣れてきました。

これからのことも考えて、昨日はリズム打ちの練習をしてみました。

ボンゴがありますから、右と左で違うリズムパターンをボンゴを使って打ってみました。

小節をまたいだタイがあるリズム打ちを中心に、何パターンか数えながらやってみました。

 

最初は、ときどき「あれ?」となりましたが、何回かやっているうちにスムーズになってきました。

拍子の確認をしっかりできるようになってきたからです。

頭の中で、「これは4分の3拍子。イチニサン」と考えられるようになるだけでも、ずいぶん違ってきます。

難しい部分は、左右別々にやっていきます。

 

いろいろな要素がありますから、その要素をできるだけ小さく分解して練習していく。

分からなくなったら、そこに戻っていくことを大切にしていきます。