2018.07.31
ボディ・マッピング
こんにちは。
先日から「腕の重みをかける」ということを考えながらピアノを弾いています。
レッスンでもここのところ、身体の使い方を中心に見ていただいています。
しばらく前に「ボディ・マッピング」という本を買いました。
DVD付きの本なのですが、本だけ斜め読みして、DVDを見ないままになっていました。
これを昨日は見ることにしました。
非常に興味深いことをたくさん発見することができました。
私たちの脳の中には、「からだの地図」があり、それが動き方を決めている、という内容です。
例えば、「上半身」「下半身」と言ったときの境目。
ウェスト部分を意識する人が多いそうですが、実際の境目は股関節にあるとのこと。
そのマッピングが変わると足の使い方も、座り方も、身体の曲げ方も変わってくるのだそうです。
「腕」と言われた時に、私は、身体の上側に意識がありました。
「いわゆる肩」から手の親指側に向かう部分です。
ところが、このDVDの説明によると、「肩胛骨・鎖骨」も「腕」の中に含まれているし、肩の関節というのは、私が今まで「脇の下」と思っていた部分にあるようです。
これを知ると、腕の使い方に対する意識も変わってきます。
より「腕」を大きく動かすことができますし、本来もつ自然な動き方を知ることで、身体への負担を減らすこともできます。
「手首」も今まで私が持っていたイメージと違っていました。
手首の関節は、私のイメージよりももっと先、手の側にありました。
正しいイメージが持てるようになると、もっと可動域が広がっていく気がします。
からだの地図を書きかえていくには時間がかかるそうですが、これはやっていく必要があります。
このDVDを見ることとともに、骨・筋肉の本も見ながら、自分自身の身体がどうなっていて、どう動かしているのか、意識を向けていこうと思います。