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2017.11.22

音楽ドリルをがんばる6年生

こんにちは。たうらピアノ教室の田浦雅子です。

11月からレッスンに来ている小学校6年生の男のお子さん。音楽ドリルを頑張っています。

ドリル的なものはどうかな、という思いもあったのですが、中学校で教えていたときに、ピアノを長く習っていた生徒でも、譜読みで苦労していた姿を見ていたことを思い、やはり使うことにしたのです。

体験レッスンの時に、これから先のことも考え、まず音符を見て、何の音なのかぱっと分かることが大切だということを、お話をしました。

そして、そのためには量をこなすことが大切であること、音楽ドリルを使ってその量を補っていきたいということもお話しました。

6年生なので、付き添いのお母様にも聞いていただきますが、基本的にお話は本人とします。やはり、本人が本気になることが大事だからです。

その後、宿題の量は自分で決めてもらうことにしました。最初は「何ページやる?」と聞いたら、「1ページ」という返事。さすがに1週間1ページでは目的が達成できません。「でも、それではこの1冊が終わるのにどれだけかかると思う?」と聞くと、あ、そうか、という顔をして、「20ページ!」というので、20ページ分宿題にしました。

翌週、「大変だった?」と聞くと、「全然。」ということでした。ちゃんと20ページ+おまけで2ページやってありました。

ただ、聞くと「字を書くのが第1間とか多くて、そこが面倒だった。」と言っていました(男の子にはよくありますね)が、よく頑張って、全部きちんとやってありました。

その後は、だいたい自分なりのペース配分が分かったようで、10ページ前後にしています。たぶん、来月には1冊終わります。さすがにさんざん読んだだけあって、音楽ドリルで学習した音は、さっと出てきます。

先日は、「エリーゼのためにの最初を弾いてみた。」とか「月光の最初も弾いてみた。」と言っていて、いろいろな曲にチャレンジしたい熱意が感じられます。

楽譜を読み、それを音にして弾いて、自分の響きを感じること。そのプロセスを楽しんでピアノに向かってほしいと思ったレッスンのひとときでした。

 

2017.11.16

自分の好きなことにこだわる

こんにちは。たうらピアノ教室の田浦雅子です。

1週間、更新が滞ってしまいましたが、11月9日夜、父が急逝したためです。

前の週には、一緒に家庭菜園のさつまいもを掘り、前日には、昼食を一緒に取って絹さやとタマネギを植える相談をしたばかり。

1時間前には妹が話をしたというのに。あっと言う間でした。

 

父は、囲碁が好きで、子供の頃からやっていたようです。私が物心ついてからも、よく近所の方と打っていましたし、ここ東松山に越してきてからも、地域の囲碁会で打っていました。本当に囲碁が好きでした。

仕事を引退してからも、囲碁を通してのおつきあいがあり、おかげで母が亡くなってからも、自宅にこもることなくてすみました。

父が亡くなり、一緒にボランティアで囲碁を教える活動をしていた方とお話をしたのですが、とても熱心に教えていたようです。

自分が好きなこと、こだわっていたこと、本当に価値があると思っていることだからこそ、熱がこもっていたのでしょう。

 

私自身、現在の奏法によって自分の音楽のとらえ方が大きく変わりました。ピアノの演奏にはいろいろな形があると思いますが、私にはこの奏法へのこだわりがあります。

そのこだわりを、父の囲碁のように、熱を持って教えていければ、と改めて思っています。

 

2017.11.09

響きをとらえる力

こんにちは。たうらピアノ教室の田浦雅子です。

前回のレッスン時、先生との会話から考えたことがあります。

響きが、聞こえる人と聞こえない人がいるということについてです。

先生のレッスンは、専門的に勉強している方を対象にしているので、音大生やピアノの先生など、長く(期間も、1日あたりの時間も)ピアノを弾いている方がほとんどです。

そうすると、多くの場合、基音で聞く習慣がしみついているので、なかなか響き=倍音を聞くことができない。最初から聞き取れる人は、ごくわずかだそうです。

そして聞こえないままだと、残念なことに2・3ヶ月通うとレッスンをやめてしまう、ということになりがちだそうです。ただ、そこを乗り越え、それでも聞こうとしていると、皆さんだんだん聞こえてくるのも確かです、とおっしゃっていました。

お話を伺いながら、この部分は、お子さんのほうが早いかもしれない、と思いました。

私のところに通ってくる幼稚園・保育園、小学生のお子さんは、この音が響いている音、と弾いてみせ、手を添えていっしょに音を出してみると、すぐ自分でも同じような響きの音を探り出そうとします。音が伸びてきます。たぶん、「何となく」つかめるのではないかと思うのです。

大人と違うのは、「何となく」感覚で弾いていることです。そうすると、まだ始めたばかりなので、家庭での練習の時にはそのことは意識したりしなかったり。また翌週も同じようにくり返していく、ということになります。

ただ、それはそれで、この時期には必要なことではないかな、そうやって体に感覚をしみこませていく期間なのではないかな、と思うのです。1ヶ月たって振り返ってみると、最初とは明らかに違ってきていますから。

直線的に進歩していくものではなく、らせん状に同じところを通りながら、一見同じようなことをくり返しているようにみえても実際は進歩している。そういうイメージでしょうか。

それだけに小さい頃のレッスンはいろいろな意味で基礎作り。気を引き締めて、響きが聞こえるように、弾けるように日々レッスンしていきたいと思います。

2017.11.07

響きを高く上げる

昨日は、都内までレッスンに行ってきました。

今はモーツァルトの「デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲」を練習中。

来年の4月、葵の会の定期演奏会で弾く、私の大好きな曲です。

先日、調律をしていただいてから、自宅ピアノを弾いた時、音の流れがとても見えやすくなったと感じていました。

音の集まる場所を意識して、調整していただいたからかもしれません。

先生のレッスン室のスタインウェイではどうかな?と思ったのですが、音が上がっていく感覚を持って弾くことができました。

大野先生からも「全部の音が上がっている」と言っていただき、うれしくなりました。

 

今は、ソコロフのタッチを意識して御指導いただいているのですが、このタッチは響きが高いところに上がりやすいと思います。

・指のつけ根に意識をおいて、一瞬だけ鍵盤の底に触れてから、できるだけ速く引き上げる。

・鍵盤に触れるのは指と爪の境の部分で、できるだけ小さくする。

・モーツァルトの明るい音色がほしいので、鍵盤の底といっても、浅いところをねらう意識で弾く。

前提となるのは、腕の下側の支えと指のつけ根の支え。その支えがあった上での指の脱力なのですが、それが以前よりできるようになってきているからかもしれません。

 

今回の変奏曲の練習を始めるにあたり、私はディーナ・ヨッフェ先生の動画を見ました。

響きが高く上がっていること、その高い所の響きを聞きながら演奏していることがよくわかりました。

まるでその響きの上がった先にモーツァルトがいて、そのモーツァルトと会話しているかのようにも感じられました。

私も少しでもその感覚に近づきたいと思いつつ、この曲を弾いていました。本格的に意識して奏法を変えて5年半。ほんの少しではあっても、理想とする方向に近づけた気がしたレッスンでした。

2017.11.06

わらべうたとピアノ

こんにちは。たうらピアノ教室の田浦雅子です。

ピアノを始めて1ヶ月が過ぎたお子さん。ド~ミまでが読めるようになりました。

ド~ミまでの音域で何か歌がないかな、と考えて「なべなべそこぬけ」を思いつきました。

これなら、小さいお子さんも楽しめそうです。

動きがついていますから、身体を動かして遊べます。

二人がつないだ手を離さずに、腕をあげて体をくぐらせるところは、二人とも同じ側から体をくぐらせる必要があります。

私自身が子供の頃は、わりあい不器用だったので、こういうことは難しく感じました。2つ下の妹のほうが、さっとできるようになって、「こっち側からだよ!」と言われた覚えがあります。

姉妹でも得手不得手があって、体を動かして覚えることは妹のほうが得意でしたね。

小さいお子さんの場合、体で覚えていく、感じていくということが、とても大切だと考えています。

日本語と欧米言語とでは、昨日の雪山讃歌ではありませんが、リズム感が違いますし、音階も違います。

ですから、ピアノを弾くこととの関連性をしっかり考えながら、日本語に限らず手遊びやわらべうたの遊びを取り入れていこうと思います。

2017.11.05

大人のレッスンの意味

こんにちは。たうらピアノ教室の田浦雅子です。

今日はスリーデーマーチ3日目。自宅のある高坂周辺はコースに近いので、東松山中心部にある仕事先には電車で行きました。

帰宅時間がちょうどぼたん通り周辺でパレードが行われている時間帯にあたり、小学校の鼓笛隊やスポーツ少年団の子供達が、それぞれユニフォームを着て歩いている姿を見ることができました。

日頃、一生懸命に取り組んでいること、その一端を垣間見た気がして、うれしくなりました。

さて、大人がピアノレッスンを始める動機はさまざまです。私の知っている範囲でも、子供の頃から習いたかったから、子供時代に習っていて中断後に再開した方、この曲が弾きたいから、など。

お子さんの場合には、練習の習慣をつけることも、自己コントロールを学ぶという意味で大切だと私は思います。

同時に、少しずつ身体と心に音楽をしみこませていく、という側面もあると考え、練習の重要性を理解してもらうように努めています。

ただ、大人の方の場合には、少し事情が違うのではないでしょうか。

私自身を振り返っても、就職して間もない若い頃「練習ができたら電話していらっしゃい。」と言われた時、「これくらいで行ってもいいかな?」「いや、まだ弾けてない気がする」と自問自答しているうちに、仕事の忙繁期になり、せっかく練習したのに元に戻り…ということを繰り返して、結局お電話をしたのは1年後だった、ということがありました。

こうなると、進歩も遅くなりますし、なによりもピアノを弾く楽しさが、なかなか味わえなくなってしまうように思います。

ですから、私自身が大人の方のレッスンをする場合には、その意味を次のように考えています。

・レッスン日があることで、少しでも弾く時間を作ろうとする。

・少ない時間で練習するためのポイントやコツをつかむ場として、レッスンを活用する。

・レッスンそのものを練習時間の一部と考える。

大人の方のほうが、むしろ練習していないから…とレッスンにおみえになるのを遠慮する傾向があるように思います。

でも、お忙しい中、ピアノを弾こうという一歩をせっかく踏み出したのですから、ぜひぜひ楽しく続けていただけたら、と思います。

 

2017.11.05

「雪山讃歌」と「Oh My Darling Clementine」

こんにちは。たうらピアノ教室の田浦雅子です。

ここ東松山は11月3日~5日の3日間、スリーデーマーチです。近隣の小学校は、スリーデーマーチに合わせて昨日は秋の徒歩遠足。

市街地でも参加者の姿がたくさん見られました。昨日はとても良いお天気でしたし、今日も昼間は晴天に恵まれて、歩くのには気持ちの良い日になりました。

 

さて、「雪山讃歌」をご存じでしょうか?「ゆきよ いわよ われらがやどり…」という歌詞の歌です。この雪山讃歌の楽譜をインターネットで検索すると2種類あることが分かりました。

先週のレッスンの時に、弱起の曲の時、拍子が取りにくそうな生徒さんがいたので、どうしたらいいかな?と思っていろいろ調べたことが発端でした。やはり言葉との関係がありそうです。

弱起はアウフタクトとも言い、楽曲が第1拍以外から始まることを言います。

アウフタクトは、ヨーロッパの言語における冠詞や前置詞のようなもの、また、詩行が冠詞や前置詞で開始するようなものとして説明されることが多い。実際、西洋音楽と結びつきの強いドイツ語などにおいて、名詞の前に置かれる冠詞や前置詞には強勢がない。従って、冠詞や前置詞で開始する詩を歌詞として曲を作るならば、冠詞や前置詞にはアウフタクトを充てるのが自然な方法である。      弱起ーWikipedia より

雪山讃歌は、もともとアメリカの「Oh My Darling Clementine」という歌に日本語の歌詞をつけたもの。

もとの歌だと、楽譜から分かるように、前置詞+冠詞から始まっています。上記の説明通りなのですね。

ところが日本語の「雪よ岩よ」では、アウフタクトにする必要はありません。

だから、もともとの楽譜に日本語の歌詞をあてたものだけではなく、第1拍から始まる楽譜も出てきたのではないかと思います。

西洋音楽のリズム感は、日本語で生活している私たちの感覚ではとらえにくい場合があります。特に、まだ英語を学び始めて日の浅い小学生は、よけい難しく感じるのかもしれません。

簡単な英語の歌をうたってみるのもいいのかな、等と考えているところです。

2017.11.02

小学校6年生のお子さんの体験レッスン

こんにちは。たうらピアノ教室の田浦雅子です。

先日、小学校6年生のお子さんが体験レッスンにおみえになり、ご入会を決めていただきました。

 

ピアノを習うのは、初めてとのことでした。もう大きいお子さんですので、まず本人がどうしていきたいのか、ということをしっかり聞くことが大切だと考えました。

小さいお子さんの場合には、歌をうたったり、楽譜を読んだり、という音楽の基礎を作るための活動をたくさんやっていきます。色をぬったり、音符を書いたりもします。そして、お手玉などを使って指を鍛えていきます。

ピアノを弾く時も、最初は一番強い中指で弾くことから始め、手に無理がかからないようにしていきます。

また逆に大人の方ですと、先日ご入会くださった方のように「これ(この曲・あるいはこういう種類の曲)が弾きたい」というご希望があったり、「採用試験のためにこれを弾く必要がある」という目標がはっきりしていたりすることが多く、それを中心にレッスンをしていきます。

お話を聞くと、小学校の音楽の授業で合奏した曲からピアノに興味を持ったとのこと。そしてYouTubeでいろいろなピアノ演奏動画を視聴して、実際にレッスンを受けたくなったとのことでした。

確かに、インターネット上には演奏動画があふれています。見ていて弾きたくなる気持ちもよくわかります。

家のキーボードで練習している、学校の授業の合奏曲を弾いてもらおうと思いましたが、ちょっと緊張しているので、後まわしにしました。

1 座り方・手の置き方

2 手の形に気をつけて中指で音を出してみる。

3 楽譜の読み方の説明

4 右手の3の指で中央のド→1オクターブ上のド→もう1オクターブ上のド→もどる

5 左手の3の指で中央のド→1オクターブ下のド→もう1オクターブ下のド→もどる

6 ドレミだけの曲を弾いてみる

7 学校の合奏曲を弾く

さすが6年生。それにとても理解力があり、ドレミだけの曲ですと、楽譜もすぐに読めました。

一緒にいらっしゃったお母様とも、楽器のことも含めてお話をし、当面はピアノの基礎と譜読みの練習をし、その後また方向性を確認しながらレッスンを進めることになりました。

 

個人レッスンのメリットは、その方一人一人に合わせて、レッスン内容を作っていけるところにあります。

これから、どのように伸びていくのか楽しみです。

2017.11.01

評価する基準を自分の中に持つ

こんにちは。たうらピアノ教室の田浦雅子です。

台風も過ぎ去り、ようやく秋らしい良いお天気が続いて、何だかうれしくなっています。

ふと気がつくと11月1日。カレンダーも残り2枚、今年も残り2ヶ月になりました。早いものですね。

 

さて、前回、「私は『自分の演奏を聞いてとらえる』『自分の演奏を自分で評価できるようにする』『そのための基準を持つ』ということが、とても大切だと思うので、『弾いてみて自分ではどう思う?』と聞いて、頑張って答えてもらうようにしています。」と書きました。そして「自分の演奏を聞いてとらえる」ことについて書きました。

今日は、その続きです。

かつての私がそうだったように、演奏のゴールがついつい「ミスタッチなく弾くこと」になってしまう場合が多いように思います。

でも、本当は、「自分がこう弾きたい」というイメージをどれだけ自分の中に描くことができるか、そしてそのイメージをどれだけ音に表現できるか。それが評価の基準になっていくのではないでしょうか。

その「自分がこう弾きたい」というイメージの作り方が、この奏法にする前と後では大きく違ってきています。同じドレミファソと弾いても、鍵盤のどこをねらってどう弾くのかによって、多くの種類があります。前後の関係を考えに入れるともっとたくさん選択肢は増えます。

その中のどれを選んでいくのが自分にとってしっくりくるのか。

細部から大きなまとまりへ。また大きなまとまりから細部へ。いろいろ試してみるうちにある程度まとまったイメージが出来てくるように思います。

音楽が独りよがりであってはいけないとは思いますが、「先生がこう言ったからこう弾く」ではなくて、「私はこう弾きたい」を自分の中にしっかり持つこと。

小さいうち、初心者のうちからその習慣をつけ、「私の音楽」を持てるようにしていきたいと考えています。

2017.10.30

自分の演奏をとらえる

こんにちは。たうらピアノ教室の田浦雅子です。

台風が去って、風は強いものの良いお天気になりましたね。

 

私はレッスンの時、「弾いてみて、自分ではどう思う?」ということを聞くようにしています。

全体として上手に弾けた感じがする、難しくてうまくひけない等、曲全体をとらえての答え、弾きにくいところ、自分なりに工夫したところ、等部分的に取りあえげての答え。

また技術的なこと、音楽的なこと、音色についてのことなど生徒さんの答えはさまざまです。

何を答えたら良いか、最初のうちはとまどっていた生徒さんもいらっしゃいました。

私は「自分の演奏を聞いてとらえる」「自分の演奏を自分で評価できるようにする」「そのための基準を持つ」ということが、とても大切だと思うので、頑張って答えてもらうようにしています。

 

「自分の演奏を聞いてとらえる」

当然できているはず、と思うこれが、意外に難しいです。楽譜を読むことと、指を動かすことに意識が集中して、聞けなくなってしまうのです。

私も、奏法を変えて間もないころ、先生から「『指をこう使って。』ということを考えながら弾いているでしょう。それが分かる」と言われたことがあります。

以前の奏法の時には、まず指の動かし方をしっかり練習して、そこに意識を持っていかなくてもよい状態になってから、曲想をつける、という弾き方でした。

これだと前半の練習期間は特に「聞く」感覚をもたなくてもすみます。

でも、「曲想をつける」段階までの時間、あまり楽しくはありませんでした。

今の奏法は、楽譜と、指と、出てくる音とを同時にとらえる感覚です。

奏法を変えようと思った初期の頃は、この感覚が身についていなかったので、「指の使い方を気にしながら弾いている」ことが聞いている先生に伝わってしまったのでしょう。

この感覚も、意識しながら練習することで身についていきます。

さらに、どこの音をとらえるか、ということも大切です。

調律師の方がこの前おっしゃっていましたが、譜面台のすぐ後ろの音だったり(グランドピアノの場合)、空間の音だったりと、人によってどこの音をとらえて弾いているかは違うし、演奏からそれがわかるそうです。

今の奏法は空間の音をとらえる意識で弾いていきます。

これも、練習によって少しずつ身についていくものです。

 

ピアノの練習は、基本、毎日していくもの。

その練習の時に、何を意識していくかによって、半年後、1年後には大きく変わります。

今ピアノを習っているお子さん、趣味の方、聞くことに意識を向けてみてください。