ブログ

幼稚園年中さんのレッスン

こんにちは。

暖かい日が続いたかと思えば、急に寒くなる。

やはり、春に近づいているとはいえ、まだまだ気温の高低差が大きいですね。

 

幼稚園年中の生徒さん。

早生まれで、3月に入って5歳になりました。

10月からピアノを始めて、まる5ヶ月が過ぎたところです。

最初は1本の指、中指だけを使って。

ずっとその期間が長かったのですが、だんだん支えが出来てきたので、人差し指、薬指も使うようにして、親指も使い始めました。

今、4本の指で弾く練習をしています。

 

「ピアノひけるよ!ジュニア1」で、前回のレッスンでは、アルプスいちまんじゃくを弾きました。

前々回のレッスンの時、譜読みと指づかいの両方を考えるので、ちょっと大変かな?と思っていたのですが、お家でしっかり練習してきて、レッスンではばっちり。

次はきらきらぼしです。

すると、「おうちで少し弾いてみた。」とのこと。

楽譜を見ながら、「ソソレレミミレー」とすぐ読めました。

指づかいも確認しながら、最後まで譜読みができました。

「次の曲はどうしようか?」と聞くと

「やってくる」ととても積極的です。

「ゆかいなまきば」です。

「おうた知ってる?」と聞くと「知らない。」というので、まず、お歌を私が歌い、次にいっしょに2回歌いました。

ドの音が連続するので、そこも問題なく楽譜が読め、こちらもスムーズに譜読みが終わりました。

 

お迎えの時、お母さまに伺ったら、幼稚園の年長さんが、ピアニカで「きらきらぼし」をやっているとのこと。

幼稚園だと「ドドソソララソーなんですけどね。」とおっしゃっていました。

でも、それはそれとして区別でき、楽譜を見ながら弾けるようになってきた、ということが、この5ヶ月の成果です。

生徒さんの成長ぶりに、本当に感心し、そしてうれしく思いました。

幼稚園年長さんのピアノ体験レッスン

こんにちは。

先日、体験レッスンに来た幼稚園年長の男のお子さん、ご入会いただくことになりました。

 

まずは、ごあいさつ。

初めての場所で。ちょっとはずかしそう。

お母さまとお話しする間、数字のふうせんのぬりえをしてもらいました。

数字は全部読めて、同じ数字のふうせんを全部正しくぬることができました。

ばっちりです。

そのふうせんの数字を使って指番号の練習。

両手を合わせて、1だったら両手の親指同士を使って、とんとんとたたきます。

少し練習して、すぐにできました。

 

右と左のゲームをしました。

右手上げて。左手上げて。右手下げて…。

こちらも上手にできました。

ト音記号とへ音記号を見せて、ト音記号なら右手を、ヘ音記号なら左手を上げるゲームです。

これも上手にできました。

 

次にボンゴを出します。

ボンゴはお子さん、みんな好きですね。

あまり見かけないし、たたくと音が出るし。

動物カードをみながら、「きりん」なら3つ、「らいおん」なら4つたたきます。

慣れてきたら、右手で、とか左手で、とか手の指定もしていきます。

さすが年長さん、きちんとお話を聞いて、理解してたたくことができました。

 

次は「くらくしょんをならそう」

まず、最初は音楽を聴きながらぷっぷーとくらくしょんを鳴らすタイミングをつかみます。

次にピアノの前で、2つの黒鍵をいっしょに鳴らしてみます。

電車が好きだそうで、男のお子さんなので、入れてみました。

2つの黒鍵がわかったところで、ピアノのドを探します。

たくさんのドが見つけられ、そこで3の指を使ってドを4回ずつ8小節分弾いてもらいます。

練習をして、できるようになったら、先生と連弾。

楽しんで体験レッスンをしていただきました。

 

ピアノには「継続して練習する」ということが必要ですから、いつも「楽しい」という側面だけではありません。

ただ、同じ練習するなら可能な限り楽しい方が良いと思います。

そのためにどうしたら良いか?

いろいろな活動を入れながら、できるだけ楽しく、レッスンしていきたいと考えています。

 

2018.03.06

響きの微調整をする

こんにちは。

写真は、昨日行った神田明神にある「銭形平次の碑」。梅と本殿を入れたかったので、碑は斜めになってしまいました。

いつもは、鳥居の真正面にある本殿しか目に入らなかったのですが、昨日はたまたま本殿横手奥にあるお守りを納める場所に行ったので、「こんな碑がある」と気付いたのでした。

確かに、銭形平次は「神田明神下」に住んでいる設定でしたね。

母が時代劇が好きだったので、銭形平次も子どもの頃は見るともなしに見ていました。

まさか、こんなに頻繁に神田明神近くに来ることになるとは予想もしませんでしたが。

 

昨日のレッスンでは、微妙な手・指の力の入れ加減、意識の仕方を修正してきました。

先生のレッスン室のピアノで弾くと、私の音が少しとがった感じに聞こえました。

前回は、かなり良い感じに音が響いていたのですが、ちょっと違ってしまいました。

よく響くときは上まで上がる感じ。あるいは、空間を満たす感じになるのです。

ある程度の響きは、安定して出せますが、前回が良かっただけに、あ、という感じです。

 

先生が「ここはこういう音だと思う」とおっしゃって、八分音符を弾くと、まるみのある、つやのある、響きをまとった音が同じピアノから出てきます。

基準になるピアノ、基準になる音を出してくれる先生がいる。

そのありがたさを感じつつ、先生の音を基準に、前回と何が違っているのだろう?と探っていきました。

肩・肘・前腕の屈筋・手首・手の内側・指。

かかるべき重みがきちんと伝わっているか、どこかによけいな力が入っていないか。

同時に鍵盤の狙う位置を微妙に変えていきます。

深すぎる可能性が高いので、少しずつ浅めにする意識を持って1音だけ弾いていきます。

 

ずっと続けていると、先生が全く関係のない話を始めました。

しばらくそのお話を伺ってから、また戻ると、さっきの先生の響きに近づいた感じがします。

「あ、ここに力が入っていた」

原因が分かりました。

以前にもそういうことがあって、「違う話をして意識をそらしてから戻ると、ふっと良い音が出ることがある。」とおっしゃっていましたから、先生にはどこかに変な力みがあるということがわかったのだと思います。

ちょっとした力の入れ具合で、響きは変わっていきます。

それが難しいところでもあり、また楽しい所でもあります。

2018.03.05

AIが進化する時代だからこそ

こんにちは。

豆苗ってご存じですか?

野菜が高いので、買ってきたのですが、使い終わったあとに水を入れた容器に入れておくと、また芽が出てきてお味噌汁に入れられました。

植物の力はすごい、と思いました。

 

でも、人間の力もすごい。

昨日も小さいお子さんに会ったのですが、生まれてからたった3年で歩いて、しゃべれて、お歌もうたえるようになって…。

「こんにちは」のごあいさつ。ばいばいもできて。

 

ピアノ教室に来ている生徒さん達も、ぐんぐん成長、進歩しています。

弾ける曲がどんどん増える。

楽譜が読めるようになる。

リズムが分かるようになる。

大人だってそうです。

今まで蓄積したものが使えるという部分も大きいです。

回復力だけはちょっとお子さん達にかないませんが、やろうと思う気持ちがあれば、いろいろなことにチャレンジでき、進歩していきます。

 

 

先日、AI対人間の番組を見ました。

洋服のコーディネート、タクシードライバー、俳句の3つで、その道のプロとAIとを対決させていました。

私自身は、洋服のコーディネートと俳句については、こちらが人間、こちらがAIと予想して全部その通りでした。

特に俳句は、人間の作ったものには「何か」が感じられました。

俳句を評価した中のお一人もAIの句に「ひっかかりがない」という趣旨のコメントをしていらっしゃいましたが、そう思いました。

最後の対決の俳句などだと、人が作った俳句には、「AIにない表現をしたい」という気負いのようなものが出ていた印象も受けましたが。

あと、俳句などは何を切り取って俳句にしていくか、という部分も大きいと思います。

一緒にいたとしても、詠むものは人によって違っているはずです。

そう考えると、AIと人間との間には根本的な違いがあると思います。

今回は写真を見て俳句を作る、でしたから、人間にとってはとてもやりにくかったのではないでしょうか。

 

人間ならではの「何か」

それを意識して自分の中で育てていく。

AIの時代だからこそ、芸術を通した表現の機会(もちろん、ピアノも含めて、です)を持つというのは、これからさらに大切になってくると思いました。

手遊びを楽しみました

こんにちは。

新年度を控え、新しい生徒さんが入会したり、今までの生徒さんの時間変更があったり。

いろいろ変化が出てきています。

以前と違って、幼稚園もバスが広域を走るようになり、帰宅時間が遅めになっているようですね。

 

この前レッスンした保育園の年長さん。

もうじき小学校入学ということで、すっかりお姉さんになりました。

聴音を兼ねてのごあいさつ。

2種類の和音があるので、それによってごあいさつの形が変わります。

すっかり覚えて自信をもって出来るようになりました。

おんがくドリルもやり方がわかっているので、ばっちり自分で進められます。

譜読みも早くなってきました。

 

アルプスいちまんじゃくをピアノで練習しているので、手遊びもやりました。

ごく普通に手を合わせていたら、「こういう動きあったよ?」と言われ

「じゃあ、調べておくね。」となりました。

私が知っていたのは、一番シンプルな形だったのですが(同じものが大阪の人権学習のページで見つかりました)、調べてみたら複雑な動きがあって、動画で紹介されているものはほとんどその複雑な形。

生徒さんが言っていた「こういう手の形」というのも、複雑バージョンの中に確かにありました。

この次には、その複雑バージョンを一緒にやってみようと思います。

ついでに歌詞を見たら、29番まであるということにびっくりしました。

確かに4番くらいまでは知っていたのですが、こんなにあるとは!

生徒さんの話がきっかけでいろいろ分かりました。

 

その生徒さんは、「うたあそび」も大好きです。

「ことりのうた」は初めてだったと言っていたのですが、いっしょに歌っておどって覚えました。

「ぴぴぴぴぴ ちちちちち ぴちくりぴい」でにこにこ。

小さいお子さんは、同じ音のくり返しや擬音語、とても好きです。

お歌の中のそういう部分を楽しみながら、自然にリズム感や音感が身についていきます。

 

来る度ごとに「あ、こんなことができるようになった。」「こういうところ、成長したな。」と感られる年長さんのレッスンです。

また小学校に入学すると一段とお姉さんになるのでしょうね。

楽しみです。

練習曲を復習してみる

こんにちは。

今日も朝から陽射しが明るいですね。

庭のユキヤナギも新芽が出て来ました。

 

さて、今日は練習曲の復習について書きます。

練習曲と言っても、いろいろありますが、練習→レッスンで○をもらう→次の曲を練習、というパターンが多いですよね。

そうやって積み重ねていくのもとても大切です。

一方、復習することで、以前とは違う新しい勉強ができることもたくさんあるのです。

 

ノクターンの練習をしている小学生の生徒さん。

♭3つの変ホ長調の曲です。

調のイメージをつかんでもらいたいと思い、もう、以前に全部終わっていた「バーナムピアノテクニック 全調の練習」を持ってきてもらいました。

そこの変ホ長調の音階を確認し、練習曲を弾いてみます。

以前○をもらっていたので、ほぼスムーズに弾くことができました。

ただ、1カ所だけ、フラットを落としてしまったところがありました。

♭3つは、頭の中ではもうとてもよく分かっています。

それをしっかり身体でつかむことが大切なので、もう一度その練習曲をやってもらうことにしました。

 

プレインベンションでも形式と合わせて調を確認していきました。

こちらはイ短調→ハ長調→イ短調の曲。

調号を一緒に確認して、「何も調号がついてないよね。でも、この部分は臨時記号でいつもソとラにシャープがついている。どうしてだろう?」と聞くと、さっき変ホ長調とハ短調をバーナムで確認していたので、「あ!これだ。」とイ短調の旋律的短音階を弾くことができました。

そこで、もう一度バーナムでもイ短調の練習曲を弾くことにしました。

 

一度弾いているので、練習の目的が変わってきます。

今回は、

・調号を意識して弾くこと。

・強弱記号が付いていないからこそ、音楽的にどう弾くかを考えて弾くこと。

を中心に練習するよう、お話しました。

とても理解力のある生徒さんなので、こちらの意図がよく分かってくれたようです。

 

学習では、よく「らせん状に」というイメージを使います。

同じことを学んでいるように見えても、次は少し上の観点から考えられるようになる、という感じでしょうか。

他のものでも以前練習した曲を復習してみると、きっと新しい発見があると思います。

成長をふり返る

こんにちは。

春の陽射しが気持ちよく感じられます。

昨日は、朝までの雨がうそのように夜の月が本当にきれいでした。

 

3月は、入学、進級を控えて、お子さんにとっては大きな節目の月。

ピアノ教室の生徒さん達も、やはり「もうすぐ年長さん。」「もうすぐ小学生。」「もうすぐ○年生」と1つステップアップする感覚で、4月を楽しみにしています。

この1年で、何ができたか。何をやったか。何を頑張ったか。

成長をふり返るとても良い機会でもあります。

 

子どもさんをピアノレッスンで見ていると、練習+成長なので、進歩が速いなあと感心することが多いです。

昨日レッスンした小学校5年生の生徒さん。

12月から始めて、3ヶ月が過ぎました。

 

「おんがくドリル①」をやっていましたが、昨日で全部終わりました。

前回、「あと少しだね。」と言っていたら、昨日来たときに、「全部やってきました!」とのこと。

頑張りました!

ドリルで書いただけでなく、譜読みの力が身についています。

ですから、「おとなのためのピアノ教本」で「聖者の行進」の譜読みをした時、右手のメロディーはすぐに弾けましたし、「あとは家でできる。」と言っていました。

 

宿題だった「河は呼んでいる」も、左右、別々の動きをするところがたくさんあって、前回は、「難しそう」と言っていたのですが、こちらもスムーズに弾けていました。

そろそろ曲もやりたいなと思って、2月からは連弾を始めました。最初に「エーデルワイス」を選んだのですが、これは3週間で全部弾けるようになり、私と一緒に連弾して録画し、お家の方に動画も見ていただきました。

今度は「星に願いを」を始めます。

着実に進歩しています。

お母さまのお話でも、「ピアノは楽しいらしくて、ちょっとした時間でも弾いています。」とのことでした。

 

レッスンの送迎の時、必ず保護者の方とお話をするようにしているのですが、限られた時間では私のほうがレッスン内容などをお伝えするだけになりがちです。

そこで、お子さんの成長をふり返るとともに、保護者の方のおを伺いたいと考えて、3月の下旬のレッスン時に保護者面談を計画しました。

それをもとに、また次の1年のレッスンをどうしていくか、考えていこうと思っています。

 

2018.03.01

成功体験がきっかけで変わる

こんにちは。

今日は、埼玉県公立高校の学力検査の日です。

朝の内は、お天気が良くないという予報なので、受検する生徒さんはちょっと大変ですね。

自分の持っている力が、十分に発揮できるようにと願っています。

 

小さな成功体験をきっかけに、大きく変わった中学生の話をご紹介します。

ある生徒は、学年の途中まで、遅刻も多くて課題の提出状況もあまりよくありませんでした。

とても理解力があるのに、本当にもったいないと思いました。

たまたま、その生徒が頑張って課題を提出し、課題から出題した確認テストで良い結果を出すことができました。

10月の三者面談の時にそのことを例に挙げ、「変わるのは今。そうすれば間に合うから。」という話をしました。

本人も変わるきっかけがほしかったのでしょう。

最初は下を向いていたのですが、顔を上げて、まっすぐ私を見て「本当に間に合いますか?」と聞かれました。

本当にまっすぐ目を見てきました。

「大丈夫。」と答えると「頑張ってみます。」

 

そこからの変化は大きく、遅刻はなくなり、課題はしっかりこなすようになりました。

授業を受ける姿勢そのものが変わりました。

家庭学習も地道に取り組むようになりました。

とにかく、学年の先生すべてが驚くほどの変わりようでした。

 

 

 

3月に、無事志望校に合格したときには、「頑張ってよかった。信じてやってみようと思った。」としみじみ言っていました。

中3は誰でも受験で一回り成長するのですが、その中でも、大人の雰囲気になっていました。

高校でも頑張って勉強している様子が伝わってきて、本当にうれしく思いました。

 

これは、中3という成長期でもあり、受験前の切羽詰まった場面だったので、変化も大きかったのだと思います。

でも、そうでなくても、自分自身が頑張ろうと思うことがとても大切であること、小さな成功体験がそのきっかけになること、これは確かです。

今日、受検(学力検査なので、受検なのです)している生徒一人一人にも、みな、葛藤があり、努力があっての今日です。

本当に落ち着いて臨んでほしいと、心から応援している今日です。

 

 

2018.02.28

シューベルトのピアノソナタ

こんにちは。

昨日から早速、握力を鍛えるという筋トレグッズを使って筋トレを始めました。

効果が感じられるまでにどれくらいかかるか、楽しみです。

 

先日、シューベルトのピアノ曲を聴きました。

シューベルトのピアノ曲は、どれも美しいと思います。

特に最後のソナタ3曲は、本当に美しい。

文字通り「この世のものとは思われないほどの」という感じです。

どうしてこんな曲になるのだろう?

明るいかと思えばふっと影が差す。

死が近づいているのを自分で知っているかのようです。

 

私の中には「いつか弾きたい曲リスト」というのがあるのですが、この3曲はそのリストに入っています。

特に最後のピアノソナタ第21番変ロ長調D960の美しさ!

やっぱり弾いてみたいですね。

ただ、これを演奏する側の立場として考えてみると、かなり大変だと思います。

和音の連続は、手の小さい私など、どれほどの練習が必要でしょう。

そもそもあの美しさを表現するのは並大抵なことではない、とつい思ってしまいます。

そこを乗り越えてチャレンジしていくことで、新しく見えてくるものがたくさんあることも知っているのですが。

 

以前、連弾で幻想曲ヘ短調D940を弾いたことがありました。

その時にも、この世のものとは思われないほどの美しさと、でもそれが表現しきれないもどかしさ。

その間でひたすら「どう弾いたらいいのか」と考え続けていました。

ただ、その「どう弾いたらいいのか」とシューベルトと向き合い続けた時間から、素晴らしい贈り物を受け取ることができました。

本番が終わって1週間ほどした時に、シューベルトの弦楽五重奏ハ長調を聴きました。

それまでも聴いていたのに、その時ほど心にしみたことはありませんでした。

 

ひたすらシューベルトと向き合った時間があったからこそ、その曲の美しさが心にしみた。

音楽を演奏する側に立ち、向き合うことの楽しさでもあると思います。

 

2018.02.26

腕の筋肉について本で調べてみました

こんにちは。

平昌オリンピックも閉幕しましたね。

世界のトップアスリートの活躍を見る機会でもあり、またその人達の考えがインタビューなどを通して学べるとても良い機会にもなりました。

とにかく、すべてをその競技にかけている選手たちの姿に、とても感動しました。

 

さて、今日は一昨日の筋肉の話の続きです。

図書館に本を返しに行ったついでに、思い出して、筋肉に関する本を見てみました。

良さそうな本が2冊見つかり、「5時15分に閉館です」の声に慌てて借りて帰りました。

 

本を見て、浅指屈筋と深指屈筋が指を動かす筋肉である、ということがはっきり分かりました。

さらに驚いたのは、前腕にある深指屈筋が指先までつながっているということ、指の虫様筋の起点が深指屈筋にあることです。

腕の筋肉が指先までつながっているなんて!

ただ、これで、今の奏法で「支え」にしている筋肉の動かし方のイメージが少しつかめた気がします。

虫様筋を使う意識をもつと、手首の内側の筋肉の支えをさらに強くする必要がある、というのは感覚的に分かっていました。

虫様筋が深指屈筋につながっているため、手首も含め腕全体に影響していくのでしょうね。

 

インターネットでも調べてみましたが、中には指1本で懸垂を何回もしている人がいて、びっくりしました。

鍛えればそういうこともできるのだな、と人間の身体ってすごいな、と率直に感心。

 

 

ピアノでは、指で懸垂ができる方向性で鍛えていくわけではありませんが、意識していくとまた違ってくるのではないかと期待しています。

今まで行ってきた指のトレーニングにプラスして、昨日からは、握っては開くという筋トレも加えています。

これで少しでも支えが強くなって、また音が変わっていくと良いな、と思っています。