2018.03.30
ピアノの練習はいつするのが良い?お母さまの声かけ
こんにちは。
風が強いですね。桜の花が散らないと良いのですが。
さて、面談、火曜日にすべて終了しました。
保護者の皆様、お忙しいところ、ありがとうございました。
小学校高学年ともなると、保護者と先生と3人でとなったとき、ちょっと普段と違う顔の見える時がありました。
やっぱりお兄さんお姉さんだな、と小さいお子さんとは違った段階であることを実感し、成長ぶりにほほえましくなりました。
幼稚園の生徒さんの面談で、練習時間の話題が出ました。
いつもとてもよく練習してくるので、そのことについて伺ったのですが、自分からピアノに向かうとのこと。
レッスンに来始めた頃は、夕食後に練習していたそうです。
その頃は、お母さまが声かけをしないと忘れてしまっていたそうです。
そこで、お母さまが「おやつの後と、夕食後と、どっちがいい?」と練習時間をいつにするか生徒さんに聞きました。
生徒さん自身が「おやつの後にする。」と決めて、そこから習慣化したのだそうです。
遊びに行っている時でも、一度おやつに戻ってきて、「おやつを食べたらピアノを弾いています。」とのことでした。
お母さまの声かけに感心しました。
「やりなさい。」ではなくて「いつにする?」
生徒さん自身が決めることができました。
練習が人ごとから自分のこと、になったのですね。
ここに大きな意味があります。
やはり、自分のことだから自分で決めて実行していく。
これは、ピアノの練習にとどまらず、自己肯定感を育てる上でもとても大切なこと。
ピアノには、練習が欠かせません。
思うように練習の習慣がつかない時は、「いつだったら練習できるだろう?」と考えてみることはとても大切なことです。
人間の行動の約7割は、習慣だそうです。
良い習慣がつくように、そしてそれがお子さんの中でしっかり根付くように、保護者がサポートしていく。
これは、家庭学習でも同じですね。
とても良いお話を伺えて、うれしくなりました。