中学生の体験レッスン
こんにちは。
昨日は、中学校2年生の男のお子さん(もう「お子さん」という感じではありませんが)が体験レッスンにおみえになって、入会してくれました。
ピアノを習うのは初めてとのこと。
「勉強の息抜きにもなるし、弾けるようになったら知っている曲のアレンジにも挑戦してみたい。」と習おうと思った動機をしっかりした自分の言葉で話してくれました。
ピアノが脳に及ぼす影響などについても少しお話した後で、さっそく体験レッスンです。
まず、ト音記号の説明と、実際になぞって書いてみることから。
そして中央のドの音符を確認した後、ドレミファソのカードを見せながら、音符がどのように音と関連しているのかを説明しました。
この辺り、あっという間に終わりました。
その後、ピアノに移り、ピアノという楽器を見てもらいました。
弦がどう張ってあるのか。
鍵盤をたたいた時、ハンマーがどう動くのか。
ペダルを踏んだら、何がどう変化するのか。
さすが中学校2年生です。
低い音の弦が長くなることも、すでに持っている知識と結び付けて、「あ、なるほど。」とすぐに理解していました。
実際に音を出してみます。
まず、座り方。
座ってもらったら、背が高い!
「何㎝あるの?」と聞くと「165㎝より高いと思います。」とのことでした。
大きいですね。
椅子はかなり後ろに引いた状態で座ってもらいました。
次に、中指を使って音を出してもらいました。
手首を上げ気味にして、指先の力を抜いてドの音を出す。
とても上手です。
曲はピアノランドの「どどどど どーなつ」と「さらさら おがわ」
4分音符、2分音符の説明も含め、練習をしてもらいました。
すぐ弾けるようになって、私と連弾をしました。
表情の付け方もお話ししたところ、すぐ対応できました。
中学校2年生は心身ともに大きく成長するとき。
夏休み後のこの時期は、個人差はあるものの、基本的に大人として考えていくべき時です。
特に、昨日の生徒さんはとてもしっかりしていて、大人の考え方、大人の対応ができていました。
これから、どんな風に成長していくのか、とても楽しみです。