2018.03.26
ともに学び合うことの楽しさ
こんにちは。
やはり、御茶ノ水の桜は八分咲きでした。
写真は東京医科歯科大学の木。
私と同じように立ち止まってスマホで写真を撮っている人もいましたし、本格的なカメラを構えている人もいました。
昨日のオフ会(勉強会)、6人が参加しました。
モーツァルトを弾いた人が4人。
私も、デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲を弾きました。
やはり、まだ暗譜にちょっと不安があるので、そこが課題ですし、細かい部分の詰めをこれからやっていくことになります。
他の人の演奏を聴くことで学ぶことがたくさんありました。
それぞれのモーツァルト、やはり少しずつ、イメージが違っているのが表れていて、聴いていて楽しかったですね。
とても繊細なモーツァルト、様式感がしっかりしているモーツァルト、柔らかな流れるようなモーツァルト。
曲によっても違ってきますし、また演奏する人のとらえ方によってもさまざまに変わってきます。
一人当たり20分の持ち時間なので、その他、ベートーヴェン、シューマン、ラフマニノフ、スクリャービンといろいろ聴くことができました。
ベートーヴェンを聴くと、音の厚みがモーツァルトとは全く違います。
昨日聴いたのは3番で、初期の作品ですから、時代的にはモーツァルトの後半とほとんど同じはずですが、やはり世界が違っていて、とても興味深く思いました。
シューマンの和音の変化も本当に美しい。
ラフマニノフ、スクリャービンと時代が新しくなって、また、音楽そのものも大きく変わっていく、ということを実感しました。
合間の休憩に、9月の発表会に向けてどうする?などの話も。
「聴いているといいなあ、と思うけど、弾いてみると自分ではなかなか表現できなくてつらい時、あるよね」
「レッスンで分かった!と思って家に帰って弾いてみると分かっていなかったりする。」
等々、共通する悩みは尽きません。
とても、楽しく、学ぶところの多い3時間でした。