2017.12.16
レッスンの内容を自分の言葉で書いてみる
こんにちは。たうらピアノ教室の田浦雅子です。
一般的に、学ぶということは何かをインプットすることですが、それをアウトプットすることでさらに学びを深めて、定着させていくことができます。
レッスンノートには、今日学んだことを書く枠を設けていますが、そこには、アウトプットすることで確認し、学んだことを定着させていくという意味があります。
レッスンの時には、先生に言われたことを受動的に聞いています。その場でもう一度弾くことで、実際に身体を動かすことで、その時はある程度分かることができます。
その次、いつどのような形で復習するか?これが大切なことです。
その日のうちにもう一度自宅で弾いて、変化を自分で確認しながら、学んだことをできるだけ細かく書くことができれば一番良いのですが、なかなかそうはいかない場合が多いのではないでしょうか。
翌日になっても、弾くこと、音を意識して聞くことと合わせて、自分の言葉で書いて見えるようにしておくことで、レッスンでの内容を確認しながら練習できるようになります。
特に、音の出し方、奏法の部分ではそれが大きいように思います。
私自身、ずっとレッスンを録音させてもらい、通勤時に聞いていました。そして、自分の出す音の変化、先生のアドバイス、先生の音と自分の音の響きの違いを聞き、練習に生かすようにしてはいました。
ピアノ教室を始めようと決心した時、それを他の人に伝えるために、今まで学んだことをできるだけ分解して書き出していく作業を行いました。
椅子の高さは?姿勢は?足は?肩・ひじ・手首はどういう状態?手はどう置いているだろう?指はどう使っているのだろう?
自分なりに書いてみて、それを意識できたことで、また響きが変わってくることを実感しました。
レッスンの内容を「自分の言葉で書いてみる」こと、おすすめします。