小学生ご兄妹の体験レッスン
火曜日に、小学生のご兄妹の体験レッスンをし、ご入会いただきました。二人ともとてもしっかりしていて、ハキハキした受け答えのできるお子さんでした。
小学校1年生の体験レッスン
今までに、他のお教室でレッスンを受けていたので、「ぴあのどりーむ4」のなかから「おまつりがはじまるよ」と「森のおまつり」を聴かせてもらいました。
音符もしっかり読めていて、リズムも正しく、そして何より楽しそうに弾いています。よく練習している様子がわかりました。
姿勢と手の使い方の練習をしていきました。足を台にしっかりつけること。
いすに浅く腰をかけて、少しだけ前かがみになること。
親指が落ちないように手を鍵盤の上に載せること。
初めてでしたが、さっとできました。そのあとで、8分音符の部分をゆっくり練習してからもう一度弾いてみました。
さっき、少し不安定だった8分音符の部分が安定して、きれいに弾けるようになりました。
その後で、「うたあそび」。「おつかいありさん」を歌いながら、太鼓でリズム打ち。終わると、「これ、楽しい!」とうれしい一言でした。
小学校3年生のレッスン
お兄ちゃんも、「ぴあのどりーむ4」の中から「森のかもつれっしゃ」を聴かせてもらいました。
鉄道が大好きだそうで、とても楽しそうに弾いてくれました。和音の移動の部分で、少し迷いながら弾いていたので、一度通して弾いたあと、その部分を取り上げて、ゆっくり練習をしました。
手の使い方を確認して、休符の間に移動すること。どの音を、どの指で弾くかをあらかじめ決めておくこと。何回か練習すると、とてもスムーズに弾けるようになりました。
最後に「うたあそび」。いっしょに歌って、リズム打ちをして、楽しみました。
楽しむこと、チャレンジすること
音楽は「音」を「楽しむ」こと。自分がピアノを演奏したり、歌ったりして、その中で「楽しい」と感じることがとても大切です。
いっしょに歌う、打楽器を使いながら歌う、などは、それ自体とても楽しい活動です。
それと同時に、日々の練習が必要になってきます。「今までできなかったことができるようになった」という、楽しさもあるからです。
こちらは、チャレンジすること、と言い換えてもいいかもしれません。子どもさんの場合には、自分で「これをやろう」と決めた時には、大人が驚くほどの集中力で大きく成長する場面があります。
発表会も間近に迫ってきました。ここまでの練習を通して、生徒さんの成長ぶりを見ることができています。
「楽しむこと」「チャレンジすること」を大切に、また、レッスンしていきます。