2019.02.16
自分で楽譜が読めるようになることの大切さ
去年、3月~7月頃に、入会した幼稚園、小学生の生徒さんたち。そろそろレッスン開始から1年を迎えようとしています。
それぞれ、進歩していますが、一番大切なこととして、楽譜が自分で読めるようになってきた、ということが挙げられます。
楽譜が自分で読めるようになると、新しい曲を自分ひとりで弾くことができるようになります。これは、とても大きなことなのです。
昨日レッスンをした小学生の生徒さんたち。今までずっと勉強してきたト音記号の楽譜はスラスラ読めます。
ここで新しく出てきた、へ音記号の低いドレミファソにも、最初は戸惑ったものの今はだいぶ慣れて、どんどん階名が言えるようになってきました。
レッスン中に音符カードを見てすぐに言えるようにすること。「うたあそび」で出てきた音符をその場で読む練習をすること。実際にピアノの前に座った時、次の曲の階名を自分で言うこと。
音楽ドリルや、教本のワークブックに書き込んで覚えること。こちらは宿題になることがほとんどです。
合わせて、リズム打ちもたくさんやっています。「うたあそび」にも、よく出てきますし、教本のワークブックでもたくさん練習します。
ですから、ピアノを弾く場合も、拍子を数えながら弾く習慣がついてきます。
こういうことを1年、繰り返してきたので、楽譜が読めるようになってくるのです。
自力で楽譜が読めるようになることは、音楽の本来から言うと第一歩です。でも、その第一歩が踏み出せないと、なかなか他の要素までいきにくいのも確かです。そういう意味では、基礎の基礎ということになります。
昨日も、背が伸びたな、と思いながら、小学生たちを見ていました。少しお姉さんになって、そして、ピアノも去年より上手になって、もうすぐ進級の時期を迎えます。