2019.01.04
身体の使い方を見直す
こんにちは。
靴が合わずに、足を痛めて整骨院に通うようになってから、身体の使い方について日常でも意識をするようになってきました。
ピアノを弾く時の姿勢も、いろいろ考えているところです。
意識するだけでいろいろ変わってくるものだということも実感しています。
左右のバランス
立っている時のバランスが、右に傾いているとということを整骨院で指摘してもらい、意識するようにしました。
1週間後に治療に行った時、「思っていたよりもずれていませんね。」と言われ、やはり、意識していることの効果を感じました。
片足を、もう片方の足にのせた「組む」という状態にはしなくても、無意識にクロスさせていることがあることにも気づき、直すようにもしていましたので、このあたりは、それも含めて成果でしょう。
立ち方
これは、自分でも指摘されるまで全く気が付かなかったのですが、ももの裏の筋肉が緩みがちであるとのこと。
確かに、気がつくと微妙に膝が曲がっているのです。
なるほど、とこれも気をつけるようにはしているのですが、こちらのほうが難題です。なかなか気がつきにくい。
同時に、子供の頃母によく言われてた「猫背」。これも、意外に気づかず、無意識でそうなっています。
全部がひとまとまりになって、「立ち方が良くない」という状態です。
左右バランスに比べると、前後の重心のとり方のほうが、私にはずっと難しいことが分かりました。
足首、腰の骨、肩、耳たぶが一直線になるように、と言われたのですが、どうもその意識がまだつかみきれません。
体幹の使い方
立ち方を教えてもらい、正しい立ち方に近づくと、今までより、お腹に力を入れる必要があることが分かりました。
ピアノを弾くときにもこれは重要に思います。前回のレッスンでも、肩が前にいかないように、脇腹の筋肉を意識していくことを教えていただいたのですが、効果的に腕の重みを鍵盤に伝えるためにも、意外に体幹の使い方は重要であると感じています。
それは、ピアノの前に座った時の、腰の骨、肩、耳たぶのバランスの良い位置を探っていくことが、今の私にとっての課題であるということともつながっていきます。
整骨院の先生にも、治療で肩甲骨周辺を調整していくことで「ピアノを弾く時の肩の位置のイメージが、今までと変わっていくかもしれません。」と言われています。
レッスンの時に、先生の弾いてくださる姿を見ても、非常に姿勢が良い状態ですし、どこにも無理がなく、かつ効率的に鍵盤に力が伝わっています。動画のポゴレリチも非常に姿勢が良く、かつ力みが見えません。
手も指も身体の一部という意識で
ピアノというと、ついつい、腕・手・指という末端にばかり意識を向けがちでした。
でも実際は、身体全体をいかに使っていくべきか、ということの重要性を感じているところです。
手も指も、身体の一部。全体のバランスの中で、響きにつながる身体の使い方を工夫していきます。