2018.07.27
似ているリズムの難しさ
こんにちは。
ようやく、暑さが少し和らぎ、ちょっとほっとしましたね。
小学生の生徒さんが「外で遊べなくて残念」と言っていましたが、35度を超える暑さでは仕方ありません。
熱中症の話題はピアノ教室でも出て、保護者の方が点滴をなさった話をしていました。
どうぞ皆さま、くれぐれもお気をつけください。
昨日の小学校6年生の生徒さんのレッスン。
ピアノは去年12月から始めて、頑張って続けています。
毎回の宿題、音楽ドリル。今回は、8分音符。
文字がとても上手なのですが、音符の書き方もとても丁寧で見やすくて、いつも感心しています。
今、「美女と野獣」の連弾曲を練習中です。
何回かレッスンを重ねて、そろそろテンポを上げ、仕上げになります。
ゆっくり弾いている時は、もう間違えずに上手に弾けるようになっています。
テンポを速めてみました。
だいたい上手に弾けるのですが、1カ所、上手くできない部分がありました。
その前の部分は2分休符→8分音符4つ→全音符という流れが続きます。
弾きにくい部分は2分休符→8分音符4つ→2分音符→8分音符4つとなり、伸ばす音の長さが変わります。
この部分が難しく感じたようです。
リズムだけ取りだしてみます。
うんうん たたたた たーあー たたたた たーあー
と確認しながら弾いてみました。
何回か弾いているうちに、感覚がつかめたようです。
同じリズムパターンが続き、その後「似ているけれど少し違う」というリズムに変わるときの変わり目は、意外に難しく感じるかもしれません。
全く違っていれば、逆に意識できます。
今回も8分音符4つのリズムは同じで、伸ばす音符の長さが半分になっていたので、「あれ?」となってしまったのですね。
この次までに、練習してきて、連弾をすることになっています。
連弾になると、また音が増えて美しくなるので、楽しみです。