2018.07.26
クリスマス会の曲を考える
こんにちは。
先日からクリスマス会の候補曲をいろいろ考えているところです。
初心者かつ幼稚園年長~小学校低学年のお子さんが中心なので、そのお子さん達については、実際に曲を決めて練習を始めるのは、もう少し先にしようと考えています。
今はまだ、全部の指を使っていないお子さんも、2ヶ月経てば5本とも指が使えるようになります。
そうすれば弾ける曲がぐんと増えます。
暗譜も、今回は、できれば良し、できなくてもやむを得ない、ということで。
ただ、小学校6年生の生徒さんは、もうかなり弾ける段階ですし、夏休み中に譜読みを始めて暗譜で弾けるようにと思い、早めに決めることにしました。
いろいろな楽譜を買って、弾いてみて、選んでいきました。
私が子どもの頃に発表会でよく弾かれていた曲。
ネットや「発表会のための~」という名前の楽譜集を見ていくと、それらは今もよく演奏されているようです。
ランゲの「花の歌」
モーツァルトの「トルコ行進曲」
ショパンの「マズルカ」Op.68-3 など。
一方、ギロックのように、比較的新しい曲もあります。
マーサ・ミアーやキャサリン・ロリンなども。
これらは私が学んだ1970年代~1980年代では、まだ一般的ではなかったように思います。
(少なくとも私が学んでいて、耳にした範囲では、まだ演奏されていませんでした。)
これらの中にも、とても美しい曲がたくさんあると、今回、選曲をしてみて思いました。
カバレフスキーやショスタコーヴィッチなども、おもしろい曲がたくさんありそうですし、見ていくときりがありません。
選曲にかけられる時間にも限りがあるので、ある程度で楽譜を買うのはやめて、弾くことにしました。
教えるということは、自らも学ぶということ。
そして、新しいものを自分の中に取り入れていく柔軟性を持つということ。
そうでないと、自分が学んだ40年前の内容だけを教えることになってしまいます。
一方で、ピアノの場合、西洋音楽の長い蓄積があります。
それも大切にしていきたい。
この生徒さんにはこんな曲、とイメージを持ちつつ考える、楽しい一時でした。