一音一音と横の流れと
こんにちは。
暑いと思ったら、昨日は熊谷で全国最高気温を更新したのですね。
この辺りも、相当な高温だったことでしょう。
熱中症には十分ご注意下さい。
御茶ノ水にレッスンに行ってきました。
前回のレッスンから1週間足らず。
私の場合、ある意味「真面目」なのですが、つい一つのことを追求し始めると全体がおろそかになる傾向があります。
昨日も、それが出てしまいました。
前回のレッスンは、「身体の軸」「より音を響かせるための手の使い方」を中心にみていただきました。
ついつい、意識がそちらに向いて練習してしまっていました。
その結果、先生からは「一つ一つの音は良いのだけれど、何だか一音一音になっていて、音楽の横の流れが見えてこない」というご指導をいただきました。
確かに。
もちろん、自分なりには弾いていたつもりなのですが、一つの音を響かせる>>>音楽の流れ、となってしまっていたのですね。
ということで、音楽の流れに今度は意識をしながら、手の使い方を再検討です。
フレーズごとに、どう手を使っていけば、全体として一つの流れに聞こえるのか。
音の一つ一つの響きに美しさを持たせながら、均一ではなく全体として生きている感じに聞こえるように。
…とやっていると、
「ひじで支えています。」(=音の響きが薄くなります)
「親指の使い方が上から下になっています。」(=音が響かなくなります)
「オクターブを押さえこんでいます」(=これも響きが少なくなります)
本当に難しい!
だいぶ粘って、粘って、ようやくある程度「こんな感じかな?」というのをつかんで帰ってきました。
次回のレッスンまでに、音の響きと音楽の流れ、この両方を何とかしていくことが課題です。
音型も複雑なので、またゆっくりの練習を何度もして、確認していこう、と思っています。