2018.07.23
急がば回れ
こんにちは。
レッスンの時、できるだけ「分解すること」「細分化すること」を心がけています。
先日、「あかいかわのたにま」を小学校1年生の生徒さんにレッスンしていました。
この曲、「ピアノひけるよ!ジュニア1」の最後にあるのですが、リズムが難しいのです。
まず、3拍目から入ります。
このリズム感、理解できて、リズムにのってしまえば大丈夫なのですが、最初は???という感じになりがちです。
伸ばす部分にタイも使われているので、よけいかもしれません。
この生徒さんも、むずかしいと感じていたようです。
そこで、ボンゴを使いました。
リズムだけ、たんたん たーあーたんたん… と言いながら、右手部分は右手で、左手部分は左手でボンゴをたたきます。
リズム打ちをするのは、机でもお膝でも良いわけなのですが、ここでボンゴが出てくると、生徒さんはみんなうれしそうな顔をします。
何回かやってみて、リズム打ちができたところで、今度は階名唱をします。
ソド ミーミミ ミーレミ レドーー ーーソド ミードミ…
次に階名唱をしながらボンゴでリズム打ち。
これも出来るようになってから、ピアノに戻りました。
今度は、分かって弾けるようになってきました。
来週までに、おうちで練習してきて連弾する約束になりました。
あわせてお母さまには、私の弾いた動画を送って、参考にしていただくことになっています。
分からないとき、弾きにくいときは、分解する、細分化する。
自分自身の譜読みの時にも心がけています。
「急がば回れ」で、逆にスムーズに進むようになります。