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難しいときは、分解する

こんにちは。

家の南側、道路の脇に植えたマリーゴールドにカミキリムシが止まっていました。

子どもなら大喜びするでしょうね。

もうすぐ夏休み。

クワガタやカブトムシを飼っていた子育て時代を、ふと思い出しました。

 

小さいお子さんには、音楽ドリルで楽譜を読む勉強をしてもらっていますが、難しく感じる理由の一つに、音符は2種類の情報を含んでいることがあります。

五線の中のどの位置にあるか、ということで音の高さを表す。

同時に4分音符や2分音符、全音符という形で音の長さを表す。

一つのものから両方を読み取っていく必要があるわけです。

 

小学校1年生の生徒さん。

先週、よくがんばってほぼ毎日練習してきました!

レッスンノートを見ると、「今日はお父さんと一緒に練習しました」という日があって、ご両親がとても熱心に関わって下さっている様子がうかがえます。

聞かせてもらうと、音の高さはばっちり。

ただ、残念ながら、音の長さが違う部分がありました。

 

まず、「とんぼのめがねはみずいろめがね…」と歌詞でいっしょに歌いました。

次に「ドーミミレレドレ…」と階名でも歌いました。

タンバリンで、1234と数えながらリズム打ち。

 

その後で、弾いてもらうと、今度は音の高さも、リズムも正確に弾けました。

難しく感じたときは、分解して、一つずつ確認していく。

遠回りに思えても、結局は近道なのかもしれません。