2018.07.16
難しいときは、分解する
こんにちは。
家の南側、道路の脇に植えたマリーゴールドにカミキリムシが止まっていました。
子どもなら大喜びするでしょうね。
もうすぐ夏休み。
クワガタやカブトムシを飼っていた子育て時代を、ふと思い出しました。
小さいお子さんには、音楽ドリルで楽譜を読む勉強をしてもらっていますが、難しく感じる理由の一つに、音符は2種類の情報を含んでいることがあります。
五線の中のどの位置にあるか、ということで音の高さを表す。
同時に4分音符や2分音符、全音符という形で音の長さを表す。
一つのものから両方を読み取っていく必要があるわけです。
小学校1年生の生徒さん。
先週、よくがんばってほぼ毎日練習してきました!
レッスンノートを見ると、「今日はお父さんと一緒に練習しました」という日があって、ご両親がとても熱心に関わって下さっている様子がうかがえます。
聞かせてもらうと、音の高さはばっちり。
ただ、残念ながら、音の長さが違う部分がありました。
まず、「とんぼのめがねはみずいろめがね…」と歌詞でいっしょに歌いました。
次に「ドーミミレレドレ…」と階名でも歌いました。
タンバリンで、1234と数えながらリズム打ち。
その後で、弾いてもらうと、今度は音の高さも、リズムも正確に弾けました。
難しく感じたときは、分解して、一つずつ確認していく。
遠回りに思えても、結局は近道なのかもしれません。