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2018.06.27

アンサンブルの難しさと楽しさ

 

こんにちは。

今月最終週はレッスンがありません。

ですから、12月のクリスマス会のことを考える予定にしています。

今回は、生徒さんとそのご家族限定の「クリスマス会」にしますので、楽しめる企画ができたら良いな、と思っています。

小さいお子さん、去年から始めた生徒さんが中心ですので、ソロだけでなく、連弾ができると楽しいな…など。

 

連弾では、自分が弾くだけでなく、パートナーの弾く音を聞いていくことが必要です。

ソロとは、そこが大きく違います。

合わせて弾いていく。

難しさもありますが、その楽しさを小さいうちから経験してほしいと考えています。

 

先日、私の所属する「葵の会」の総会があり、そこでも来年の定期演奏会に向けての企画を立て始めました。

ここ数年、2台のピアノで4人8手の演奏を続けており、一昨年は私も弾きましたし、その前に、連弾をしたこともあります。

パートナーと息を合わせていく。

特に、ペダルは、基本的に低音部を担当する人が踏みますから、高音部を担当する人の音のタイミングに合わせていくことが意外に難しいのです。

特に、私の場合には、ロシアの奏法ですので、日常自分の演奏の場合には、ペダルは多めに踏みます。

例えばバッハなどの演奏の場合、一般的にペダルを使わないことが多い曲でも、踏むことが多いのです。

踏んでもらう場合には、そのイメージのすりあわせが必要ですし、私が踏む場合にも、相手の音の出し方のタイミングに合わせていけるようにしていきます。

 

4人8手となると、音がとても多くなるので、部分ごとに誰の音が中心にしていくのか、それをしっかり考えていくことになります。

そうでないと、「うるさいだけ」になってしまいますから。

ただ、ある程度仕上がってくると、ソロにはない厚み、一人では弾けない音の響きが出て、それが楽しく思えます。

 

生徒さん達にも、ピアノについていろいろな経験、いろいろな楽しみ方をしてほしいと、あれこれ考えています。