好きな曲をピアノで弾く楽しさ
こんにちは。なぜか猫ふんじゃったの楽譜ですが…。
先日の小学校6年生の生徒さんのレッスン。
ずっとショパンのノクターンを練習してきて、頑張って仕上げました。
録画をしてお家の方に動画も見ていただきました。
次はどうしようか?となったときに、TWICEの「Candy Pop」が弾いてみたい、とのこと。
では、ということで、今回はポップスに挑戦。
やはり、こういう曲は、リズムのパターンがクラシックとは違います。
シンコペーションの連続がたくさんあります。
歌を聴いている時には、意識しないかもしれません。
楽譜を見ると、なんだか急に難しく思えてしまいます。
でも、リズムの良い勉強になりますね。
まだ私が学生の頃読んだ岩城裕之さんの本。
今はもうその本は手元になく、記憶で書いていますから、もしかしたら違っている部分があるかもしれません。
その中に、山口百恵さんが歌っている通りに楽譜に書くとこうなる、という形で岩城さんが紹介している部分がありました。
付点とタイの多さにびっくりしました。
ただ、その微妙なリズムの感じが歌の魅力になっているということ、それはまたクラシックとは違う感覚だとその時は感じたこと。
(実際は、クラシックも同じですが、さらに微妙な細かいニュアンスになるイメージです。)
とても印象に残っています。
「ねこふんじゃった」も、楽譜にすると♭6つの変ト長調(あるいは♯6つの嬰ヘ長調)になります。
(ということで、ねこふんじゃったにつながりました)
これも楽譜を見ると、一見大変。
でも弾いてみると、逆にすべて黒鍵なのでそれほどでもありません。
耳慣れた曲を楽譜にすると、意外に難しく感じることもあります。
いつも聞いている好きな曲を改めてピアノで弾いてみる楽しさ。
その中で、リズムや読譜の練習をしていく。
そんな経験も、時に入れていくとピアノがより楽しくなりますね。