2018.05.11
できるだけ細分化してみる
こんにちは。
久々に朝から良いお天気で、何だかうきうきします。
何によらず一つ一つの物事を大きくとらえると、難しく感じられるときがあります。
私などは「部屋の片付けをしよう」と考えるとおっくうになってしまう。
でも、「この引き出しの中の不要なペンを捨てよう」と思うと、何となく動ける、というように。
分解すると、気持ちの上でのハードルがとても下がるのですね。
ピアノも同じです。
特に右手と左手のリズムが違うと、それだけで難しく感じられてしまうことがあります。
昨日の生徒さんもそうでした。
右手と左手で動くタイミングが違う、下の楽譜の練習曲です。
この形です。
つい、どちらかにつられてしまっていました。
タイミングをとるのがが難しいようです。
指を動かすのではなく、リズム打ちだけをすることにしました。
最初、右手だけ左手だけでそれぞれ打ってみます。
これは上手にできました。
両手になると「あれ?」
3拍目で両手を一緒に打つと、次の1拍目の両手一緒が打てなくなっていたのですね。
その練習を何回かやりました。
その後、ピアノを弾いてみると、リズムの感覚がつかめてきました。
難しいときは、出来るだけ細分化してみること。
練習するときに、大切な意識だと思います。