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ゆっくりしたテンポで右手・左手を合わせる

こんにちは。

昨日は、4月とは思えないほどの暑さを感じる陽気でしたが、今日は一転また涼しくなりましたね。

新しい環境で頑張っている子どもさん達もちょっと疲れが見えてくる頃。

うまく息抜きをしたり、生活リズムを整えて睡眠時間を確保したりしながら、元気に登校してほしいと思っています。

 

去年からピアノを始めた小学校6年生の生徒さん。

とても理解力のあるお子さんで、譜読みがとても早くなりました。

音楽ドリルも毎回、ばっちりです。

 

ピアノを弾くほうでは、「大人のためのピアノ教本」で右手と左手が違う動きをする「思い出」を練習しています。

両手が別々の動きをするというのはピアノの大きな特徴であり、楽しさであり、また同時に難しさでもあります。

右手と左手とを別々に練習したあと、とてもゆっくり両手を合わせていきます。

この「ゆっくり確実に」合わせてからテンポをあげる、というのはとても大切です。

弾けなくても、ついつい速いテンポ、指定されている(あるいは自分が弾きたい)テンポで間違って何回も練習してしまうと、脳の中で間違っているその動きが「正しいもの」として認識されてしまうのですね。

ゆっくり弾くと、確実に弾けるようになると同時に、左右がどのような響きになっていて、音楽をどのように作っていったら良いか、ということも見えてきます。

 

「オトナのピアノ」では、「星に願いを」を練習し、先日のレッスンでは、私と連弾しました。

前回はまだ危なげなところがあったのですが、今回はとてもスムーズ。

上手に弾けるようになりました。

知っている曲が弾けるようになるのは、とても楽しいものです。

 

今年取り組みたいこととして、「もっといろいろな曲が弾けるようになりたい」と書いてくれていました。

いろいろな曲にチャレンジし、ぜひ、音楽を楽しんでほしいと思っています。