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自分の言葉でレッスンのポイントをまとめる

こんにちは。

4月下旬に入ったばかりですが、いつもならゴールデンウィーク中に咲く庭の花がどんどん咲いています。

東松山のぼたんも、高坂のつつじも、見頃が早まりそうですね。

 

今月入会の新1年生。

とてもしっかりした女の子です。

私が一番感心したのが、お返事。

「はい」ととてもはっきりした、気持ちの良い声でお返事をしてくれます。

 

最初のうちは基本的なピアノの弾き方を中心に3の指を使って練習していきます。

指の付け根の関節から曲げて弾くこと。

鍵盤のだいたい真ん中を弾くこと。

手首が下がらないこと。

たった1音弾くだけなのに、気をつけることがたくさんあります。

特に小さいお子さんの場合は、手が小さく、力が弱いので下の方向に力を加えようとするために、指を伸ばして手首を下げて鍵盤を押し下げようとする傾向があります。

昨日も最初はちょっとその傾向が見られたので、そのことをお話しすると、しっかりした良いお返事が返ってきました。

 

最後のまとめで、「先生が気をつけてね、と言ったことは何?」と聞くと、

「手をぶらぶらさせてから弾くこと、こういう手の形でこのへん(鍵盤の真ん中あたり)を弾く。」と自分の言葉でまとめられました。

私の話を理解していることがよくわかりました。

レッスンで私が言ったことを聞くのはインプット。

それに対して、自分の言葉でまとめて話すというのはアウトプット。

アウトプットができるということは、きちんと理解しているということなのです。

 

最後に「うたあそび」を使って、音楽ドリルで勉強した「ドレミ」の譜読みを練習したり、カスタネットでリズム打ちをしたり、チューリップとおつかいありさんの歌を歌ったりして終わりになりました。

最後のしめくくりも、しっかりした声で「さようなら!」

元気に帰っていきました。