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年中さん、ピアノが楽しい

この4月から幼稚園年中になった男の子の生徒さん、昨日もニコニコしながらレッスンにきました。

髪の毛を切ってさっぱりしていたので、「髪の毛、切ったの?」と聞いたら、「バレたか。」と言うのがかわいくて、笑ってしまいました。付添いのお母様も思わず苦笑。幼稚園でいろいろな言葉を覚えてきますね。

音符が上手に書けるようになった

おんがくのーとにドとソをたくさん書いてきました。全音符が上手に書けるようになり、ドとソの区別もだいぶはっきりしてきました。

ピアノに向かって、ト音記号、ヘ音記号のドとソ、4つの音の組み合わせを弾く練習にもだいぶ慣れ、スムーズに弾けるようになってきました。

指人形もさっとはめてお歌に合わせて指を付け根から曲げる体操と、お指の逆立ちの体操。これは、手の使い方の練習と指の筋トレになります。

指を付け根から曲げる動きは、日常の中ではなかなかありません。ピアノの前に座ると、「音を出すこと」「曲を弾くこと」に気持ちが行きがちなので、取り出して練習しています。

曲の練習もたくさんしてきた

最初は「じー」から。リズムにのって3拍「じー」と弾きます。音楽を聴いて、タイミングよく入ることができました。

次は「けーぶるかー」ちょっとこれは難しかったようです。ヘ音記号のドとソ、ト音記号のドとソを下から上に4拍ずつのばして弾き、今度は上から下に下りてくるのですが、1回目は途中で違う音を弾いてしまいました。

「間違っちゃった。」「事故がおきちゃったね。」ということで、もう一回。今度は、ドソドソと上手に上がれたのですが、下りるときにソを弾かずにドの音から始めてしまいました。

「早く発車しすぎちゃった。」ということで、3回目のチャレンジ。今度は上手に弾けました。

小さいお子さんは特に楽しく

ピアノが上達するために、練習はどうしても必要です。ただ、せっかく練習するのなら、やっぱり楽しいほうが良い。特に小さいお子さんはそうですね。

楽しいから練習する、練習するから上手になる、上手になるからさらに楽しくなる。こんなふうにつながっていくことが理想です。

最後に「まつぼっくり」の歌を一緒に歌いながら、手遊びをして終わりましたが、にこにこして帰っていく様子を見ながら、楽しさと内容の両方を、レッスンの中で味わえるように、さらに工夫していこうと改めて思いました。